2021東京オリンピックバドミントン代表で、度重なる故障を乗り越えるストイックさと粘り強いプレースタイルが特徴の奥原希望選手。
前回の2016年リオ五輪で日本人初となるメダリストとなった、日本のバドミントン界を牽引する選手です。
そこで今回は、
・幼少期や高校時代は?
・家族構成や両親は?
「奥原希望の幼少期からの生い立ちや経歴!家族構成・両親の情報も」など、奥原選手の歩みをまとめていきたいと思います。
奥原希望の生い立ちや経歴
それでは早速ですが、奥原希望選手の生い立ちや経歴についてまとめてみました。
幼少期から高校、現在までどのような歩みを描いてきたのか確認してみましょう。
奥原希望の幼少期
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奥原選手は、長野県大町市で生まれました。
奥原選手がバドミントンを始めたのは、小学校2年生のことだそうです。
奥原希望の小学生〜中学時代
大町市立大町南小学校小2のときに兄と姉の影響でバドミントンを始め、小学校時代は父親から教わっていました。
小学校6年生の時にANAアジアユースジャパンU13で優勝し、全国小学生ABC大会で2位、全国小学生バドミントン選手権大会で女子シングルス8強入りを果たします。
ここまでの経歴も十分素晴らしいものですが、奥原選手は小学校時代にタイトルを獲れなかったことを悔やんでいたようで、中学では世界選手権で表彰台経験のあるコーチのもと、本格的に全国タイトルを獲るべくフォームやラケットの握り方などの基礎からやり直すようになります。
大野市立仁科台中学校へ進学し、
全日本ジュニアバドミントン選手権大会にて、1年生では新人部門シングルベスト8、2年で同部門優勝、3年生でも同部門2位という成績を修めています。
このような活躍もあり、高校は中学校時代から練習に行っていた、体育科のある埼玉県立大宮東高校へ進学します。
奥原希望の高校時代〜世界ランカーになるまで
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高校進学後は恩師大高史夫先生の指導の下、
1年生の全日本ジュニアで優勝、2年生の全日本総合選手権でも高校生ながら優勝しています。これにより、バドミントン日本代表に初めて選出されました。
また高2からは国際大会にも出場し、カナダオープン・グランプリでベスト4と好成績を残します。
3年生でアジアユースU19銀メダルを獲得し、混合団体戦では日本の初優勝に貢献します。
しかし高校卒業前の2013年1月、左膝の半月板を損傷して手術を受け、続けて翌年右膝の半月板も手術を受けます。
高校卒業後、バドミントン部を持つ日本ユニシスに入社。
前述の故障があったため、休養を経て11月の中国オープンから復帰します。
そして1年後のスーパーシリーズ香港オープンで準優勝 し、さらに翌年の2015年ヨネックス・オープン・ジャパン、全日本総合選手権で次々と優勝します。
またこの年はスーパーシリーズファイナルズでオリンピックメダリストを下し、日本人初となるシングルス優勝を果たしました。
その2年後の世界バドミントン選手権大会では、五輪メダリストを次々と破り、日本人選手として初めて世界選手権大会女子シングルスを制覇しました。
2018年、東京五輪への準備に専念するため、それまで所属していた日本ユニシスを退社し、2019年からプロフェッショナル選手として活動していくことを発表します。
奥原希望の現在
そしてプロ選手として活動を開始した2019年、世界選手権で準優勝、ワールドツアーでは年間通算5大会で準優勝という結果を残しています。
国際大会で常にずば抜けた実績を残し続けている奥原選手。
東京オリンピックでは、(2021/07/28現在)決勝トーナメント進出を果たすなど、実績の通りの活躍を続けています。
悲願の金メダル獲得に期待したいですね!
奥原希望の家族構成や実家の情報
ここで、奥原希望選手の気になる家族構成や実家の情報についても調べてみました。
奥原希望の両親・兄弟(姉妹)・家族構成
奥原選手は5人家族だそうです。
家族構成としては、
・父:奥原圭永さん
・母:奥原秀子さん
・兄:奥原大生さん
・姉:奥原未来さん
兄の大生さんもバドミントンの競強豪で、インターハイで男子シングルベスト8入りを果たしています。
またご両親は学校教員をされており、奥原選手がバドミントンを始めたきっかけも、父・圭永さんが学校のバドミントン部副顧問になり、その練習について行っていた兄姉の影響だそうです。
奥原希望のプロフィールと戦績
名前 | 奥原希望(おくはら・のぞみ) |
---|---|
生年月日 | 平成7(1995)年3月13日 |
身長 | 156.3cm |
体重 | 51kg |
出身地 | 長野県 |
出身校 | 埼玉県立大宮東高校(埼玉県) |
所属 | 太陽ホールディングス |
好きなこと | おいしそうなカフェを調べる |
好きなアーティスト | 西野カナ |
主な獲得タイトル | BWFスーパーシリーズファイナルズ 優勝(2015) 全英オープン女子シングルス 優勝(2016) リオデジャネイロオリンピック 銅メダル(2016) 世界選手権 優勝(2017) 世界選手権 準優勝(2019) |
奥原希望のプレースタイルや世間の声
奥原希望選手は小柄ながら粘り強いプレースタイルが特徴的ですが、その陰にある精神力やスポーツマンシップに魅了される人も多くいます。
奥原希望選手のプレースタイルは、小柄な人のお手本となる素晴らしいもの。でも身体の酷使は相当だから、そりゃあ怪我もしますわな。誰でも真似できる訳がない。途轍もない精神力の賜物なんだろうな。
— 👉ガタリ(劇団ぱおぱを主宰) (@paopawo) May 14, 2018
日本人アスリートの何が好きって、陸上選手ならゴール後にトラックに向かって一礼するところ。
奥原希望選手やこの世界選手権の桃田賢斗選手の、勝負に徹しながらも礼を忘れない試合態度は素晴らしかった。
特にA代表に戻ってからの桃田選手は、プレースタイルが超絶カッコいい。— wakeapp (@wakeappjp) August 5, 2018
きたぁ!奥原希望!
奥原のプレー最高に好き。
あれこそ「あんなんできひんやん普通」だよ。努力と自己研鑽の積み重ねでしかありえないプレースタイル。— ゆのすけ (@Begin_one_color) August 2, 2018
まとめ
今回は、「奥原希望の幼少期からの生い立ちや経歴!家族構成・両親の情報も」についてまとめてみました!
最後に要点をまとめますと、
・バドミントンを始めたきっかけは兄・姉の影響。
・家族構成は両親と兄・姉の5人家族。
・粘り強いプレーが特徴。
幾度もの故障を乗り越えてもなお世界のトップを走り続ける、負けず嫌いでストイックな奥原選手の動向に、今後も注目です。
それでは、ご覧いただきありがとうございました。