伊藤美誠の幼少期からの生い立ちや経歴!家族構成・両親の情報も

2021年東京オリンピック卓球(シングルス・団体)代表で金メダルが期待されている伊藤美誠選手。

卓球女子世界ランキングでも2位に輝くなど、日本の卓球界を牽引する女子卓球界の若きエースです。

そんな女子卓球界の若きスター伊藤選手ですが、日本卓球界のエースとして活躍するまで、そして、オリンピックにおける日本史上最年少でのメダル獲得までにはさまざまな苦悩や葛藤があったようです。

そんな伊藤選手の

・生い立ちやどういった経歴を持っているのだろう?

・家族構成や両親・兄弟の情報も気になる

と思っているあなたのために

今回は伊藤美誠の幼少期からの生い立ちや経歴や家族情報について
まとめてみました。

目次

伊藤美誠の生い立ちや経歴

それでは早速ですが、伊藤美誠選手の生い立ちや経歴についてまとめてみました。

幼少期から高校、現在までどのような人生を送ってきたのか確認してみましょう。

伊藤美誠の幼少期

静岡県磐田市で生まれた伊藤選手。

伊藤選手は幼い頃から卓球を始め、小学校を卒業するまで1日6時間以上も練習していたそうです。

そのメンタルの強さが今のプレイスタイルにも良い影響を与えているのですね。

そんな伊藤選手が卓球に触れるようになったのは2歳からだそうです。

2歳のときに初めて卓球のラケットを握り、4歳のと気には卓球日本男子エースの水谷隼の父である信雄さんが代表を務める豊田町卓球スポーツ少年団に入って指導を受けるようになります。

そして、4歳のときには全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)に初出場しました。

伊藤美誠の小学生~中学時代

「いつかこの子は中国人選手に勝てるかもしれない」という母・美乃りの思いの元、毎日6時間以上の練習を二人三脚で行ってきました。

これらの厳しい練習の成果から、伊藤選手は、磐田市立磐田北小学校に通っていた2008年の全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)と2010年の全日本卓球選手権カブの部(小4以下)で優勝します。

2011年1月には、10歳2カ月で出場した全日本卓球選手権で初勝利を治めました。

これは、それまで福原愛が持っていた史上最年少勝利記録を塗り替えた結果となったため、世間から天才少女だと注目されるようになりました。

さらに、同年の8月に行われたITTFジュニアサーキット・韓国オープンでは10歳10ヶ月でカデットシングルスを初優勝し、最年少優勝記録を樹立しました。
そして、2013年からは卓球ナショナルチームスポンサーのスターツと所属契約を結びました。
2013年1月の全日本選手権では大会最年少勝利を治め、2月のITTFワールドツアーカタールオープンでは史上最年少で表彰台に上るというとてつもない快挙を成し遂げます。

その後、中学進学に伴って静岡県磐田市から大阪市に移り、村上恭和が設立した関西卓球アカデミーを拠点に練習をはじめます。

中学でも伊藤選手の活躍は止まりません。

2014年のワールドツアー・ドイツオープンでは、平野美宇との女子ダブルスでワールドツアー初優勝を果たします。

さらに、このときの2人の年齢の合計(27歳145日)が史上最年少記録ということで、ギネス世界記録にも認定されました。

すでに中学生の頃から高校生や大人に混じり、世界で素晴らしい功績を残しているのですから、すごいことですよね!

伊藤美誠の高校時代~世界ランキングで2位になるまで

伊藤選手は、中高一貫の昇陽中学校・昇陽高校に通っていました。

2016年1月の全日本選手権の女子シングルスでは3位になります。

また、世界選手権の団体戦では準決勝で北朝鮮のリ・ミョンスンに逆転勝利をおさめ、決勝戦への進出を決めました。

そして、8月には福原愛、石川佳純と共にリオデジャネイロオリンピックの女子団体に出場しました。

惜しくもドイツとの準決勝には破れましたが、シンガポールとの3位決定戦では世界ランキング4位の選手をストレートで破り、見事銅メダルを獲得しました。

2018年の全日本選手権では、女子シングルスだけでなく早田ひなとの女子ダブルス、森薗政崇との混合ダブルスでも優勝し、史上3人目であり史上最年少での3冠を達成します。

また、2019年の全日本選手権でも優勝し、女子シングルス2連覇を達成しました。

さらに、女子ダブルス、混合ダブルスでも2連覇を治めます。

これは、斎藤清以来史上2人目であり、女子では初の2年連続3冠を達成しました。

2020年の世界ランキングでは、卓球男女を通じて日本勢歴代最高タイの3位に浮上するという快挙を成し遂げます。

そして、東京オリンピックの卓球女子シングルス、団体代表および水谷隼との混合ダブルス代表に内定しました。

その後、2月に行われたワールドツアー・ハンガリーOPでは優勝、3月のカタールOPでは決勝で世界ランキング1位の陳夢に破れたものの、見事表彰台という結果を治めます。

これにより、2020年4月発表の世界ランキングではさらに記録を更新し、日本勢最高を更新する2位へ浮上しました。

伊藤美誠の現在

2021年は、WTT中東ハブコンテンダー、スターコンテンダーの2大会連続において女子シングルス優勝を治めます。

福原愛、石川佳純と共にリオデジャネイロオリンピックの女子団体に出場した際の「先輩2人を手ぶらで帰らせるわけにはいきません」というインタビューが一部でパクリや生意気だなどと言う批判を受けてしまいました。

しかし、伊藤選手のこの言葉は先輩たちにもとても響き、銅メダルという素晴らしい功績へとつながったのだと思います。

おさなきころから活躍した北伊藤選手も20になる、2021年の東京オリンピックではメダル候補筆頭です。

さらなる飛躍が今年の夏に見られることを期待しましょう!

伊藤美誠の家族構成や実家の情報

ここで、伊藤美誠選手の気になる家族構成や実家の情報についても調べてみました。

伊藤美誠の両親・兄弟(姉妹)・家族構成

伊藤選手は2人家族だそうです。

家族構成としては、

・母:伊藤美乃りさん
・娘:伊藤美誠選手

母の美乃りさんは元卓球選手であり、全国高等学校総合体育大会、全日本学生卓球選手権大会に出場した経験もあるとのことです。

なお、2011~2012年ごろに伊藤選手の両親は離婚しています。

しかし、お父さんは今でも母の美乃りさんと会っており、美誠選手の試合も見に来ているそうです。

こうした家族のサポートも、石川選手の強さの秘密かもしれませんね。

伊藤美誠選手のプロフィールと戦績

名前伊藤 美誠(いとう・みま)
生年月日2000年10月21日
身長152cm
体重45kg
出身地静岡県磐田市
学歴大阪昇陽高校
所属スターツ
趣味K-POP
得意技内股、袖釣込腰
主な優勝歴

(2019年以降)

全日本選手権(女子シングルス)優勝(2019年)

全日本選手権(女子ダブルス)優勝(2019年)

全日本選手権(混合ダブルス)優勝(2019年)

・ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン(混合ダブルス)優勝(2019年)

・ITTFワールドツアー・オーストリアオープン(女子シングルス)優勝(2019年)

・ジャパントップ12卓球大会(女子シングルス)優勝(2019年

・全日本選手権(混合ダブルス)優勝(2020年)

・ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン(女子シングルス)優勝(2020年)

・ITTFワールドツアー・カタールオープン(混合ダブルス)優勝(2020年)

・WTT中東ハブ コンテンダードーハ大会(女子シングルス)優勝(2021年)

・WTT中東ハブ スターコンテンダードーハ大会(女子シングルス)優勝(2021年)

伊藤美誠のプレースタイルや世間の声

伊藤美誠選手は成績もさることながらプレイスタイルも人気なようで

また、伊藤美誠選手は2021年のインタビューで、

「この1年がプラスになるから、やり抜こう」と思えたのが去年の自粛期間中だったので、そこから意識も少しずつ変わって、去年の10月から大会があったり今年もカタールであったりして皆さんにも楽しんで勝っている姿をお見せすることができました。

「美誠ちゃんの試合を見ていると楽しいです」と言ってくださったり「心臓縮まるけど最終的には勝ってくれるからスッキリします」とメッセージいただいて、試合っていいんだなと。

元気も与えられるし自分自身も楽しいし。自分自身を出し切れる場所だと思っているので、自分自身がしっかりオリンピックで大爆発できるようにして最後はいい色のメダルが取れるようにしたいと思うので、ここ3ヵ月出し切れるように皆さんを笑わせたいです。

と、語っています。

まとめ

今回は、伊藤美誠の幼少期からの生い立ちや経歴、家族構成についてまとめてみました!

最後に要点をまとめますと。

・卓球を始めたのは2歳
・4歳で全日本選手権に初出場
・小学生で全日本選手権優勝を成し遂げる
・2016年のリオデジャネイロオリンピックでは女子団体で銅メダル
・2020年4月に世界ランキング2位になる

中学生のころから日本代表として活躍している伊藤美誠選手ですが、数々の世界大会を経験して技術的にもメンタル的にもかなり強化されてきています。

こうしたハングリー精神もまた世界一の秘訣かもしれませんね。

今夏の東京オリンピックがより楽しみになりそうな予感で、今後の伊藤選手の活躍にもぜひ注目してください。

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

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