阿部詩の幼少期からの生い立ちや経歴!家族構成・両親の情報も

2021年東京オリンピック女子柔道代表で金メダルが期待されている阿部詩(あべ・うた)選手。

兄・阿部一二三選手とともに柔道界史上初の兄妹での金メダル獲得にも期待されていますが、これまで残してきた実績も、全14大会・48連勝という記録を持つなど決してひけをとりません

そこで今回は、

・生い立ちやどういった経歴を持っているのだろう?

・家族構成や両親・兄弟の情報も気になる

と思っているあなたのために、阿部詩の幼少期からの生い立ちや経歴、家族情報についてまとめてみました。

目次

阿部詩の生い立ちや経歴

それでは早速ですが、阿部詩選手の生い立ちや経歴についてまとめてみました。

幼少期から高校、現在までどのような人生を送ってきたのか確認してみましょう。

阿部詩の幼少期・小学生時代

兵庫県神戸市出身の阿部詩選手。

三人兄妹の末っ子として生まれた彼女は幼い頃から兄の背中を追ってきました。

兄2人が「兵庫少年こだま会」という柔道道場に通い始めると、後を追うように柔道を始めます。

ちなみに柔道を始める時点で水泳やピアノも習っていたそうで、とても多芸な一面が垣間見えます。

また、柔道を始めることを父親は反対だったそうですが、その反対を押し切ってまで始めたそうで、芯の強さも小学生の頃から垣間見えますね!

しかし、さすがに小学生ということもあり、駄々をこねたりと練習に行くのを嫌がったりしたこともあったそう。

それでも、「誰に教わるでもなく、見よう見まねで技を覚えた」という豪快な袖釣り込み腰は、道場の関係者からも天才肌と称賛されていました。

一方、試合については、全国大会に小5・小6時に出場するも敗戦。

ただしこの敗戦が彼女の闘争心を高めます。

阿部詩の中学時代

夙川学院中学に進学すると、小学生時とは違い練習に真剣に取り組むようになったといいます。

全国大会にも3年連続出場。

2年生の時は準優勝、3年生時には優勝。

さらに中学生ながらシニアの全国大会である講道館杯にも出場するなど、大器の片鱗を見せつけます。

すでに中学生時代から結果を残していたみたいですね。

阿部詩の高校時代

夙川学院高校に進学すると、講道館杯では高校1年生ながら3位入賞。

さらに、IJFワールド柔道ツアーと呼ばれる国際大会では史上最年少の16歳225日で優勝。

この時の代表監督である増地克之氏は、

「課題はありますけど何か周りを引き付けるものを持っている。期待も込めて谷亮子選手のようになってもらいたい」

と、称賛。

さらに高校2年の頃のグランドスラム・東京大会では、準々決勝で当時世界チャンピオンの志々目愛選手を破ると、準決勝は優勢勝ち、決勝は背負投で破り、見事優勝を果たします。

また、この時の男子66kg級では、兄・一二三選手も優勝しており兄妹同時優勝ともなりました。

高校3年の頃には世界選手権に出場。

兄妹での同時出場は史上初となる快挙となりますが、さらにオール一本勝ちでの優勝を成し遂げることになります。

兄・一二三選手も優勝し、世界選手権史上初の兄妹同時優勝を達成。

そしてこの優勝が、ダリア・ビロディドの17歳345日、田村亮子の18歳27日に次ぐ、18歳69日での優勝となり、まさに記録づくめの優勝に、ニュースター誕生の機運が一気に高まります。

阿部詩の現在

大学は、兄・一二三と同じく日本体育大学に進学。

東京オリンピック代表を決める強化委員会での選考では満場一致での内定。

2番手選手とは力の差が大きくあると称賛されていました。

また、日体大の入学式の際にはこんな素晴らしい言葉を残しています。

「私はこの厳しい状況に負けることはない。目標が達成できなかったからと言って諦めることはしない。皆さんも屈することなく、貪欲に前進を続けて下さい」

いろんな状況に通ずる言葉だと思いますし、この言葉を若干20歳で言えるのも、世界の大舞台を数多く踏んできた証だと思います。

阿部詩の家族構成や実家の情報

ここで、阿部詩選手の気になる家族構成や実家の情報についても調べてみました。

阿部詩の両親・兄弟(姉妹)・家族構成

兄の阿部一二三選手を含め3兄弟の5人家族です。

父:阿部浩二さん
母:阿部愛さん
長男:阿部勇一朗さん
次男:阿部一二三選手
長女:阿部詩選手

父浩二さんは消防士、母愛さんは喫茶店の経営者として働いてるそうです。

長兄の勇一朗さんは、3人兄弟の中でもっとも柔道センスがあると言われていたそうですが、中学入学後は水球の道へ進んだそうです。

また、母は娘を「ななみ」と名付けようとしていたそうですが、父がそれを反対し、「この子は詩や!」と鶴の一声で「詩」と決まったそうです。

本人も覚えてもらいやすい名前で嬉しいという気持ちと同時に、兄・一二三の方がインパクトが強いと自覚しているとか。

仲睦まじい家族団欒のシーンもあり、仲の良さがうかがえます!

阿部詩のプロフィールと戦績

名前阿部 詩(あべ・うた)
生年月日2000年7月14日
身長158cm
体重52kg
出身地兵庫県神戸市
学歴夙川学院中学校-夙川学院高校-日本体育大学
得意技内股、袖釣込腰
主な優勝歴世界選手権(2018・2019)

グランドスラム

2017東京・2018パリ・2018大阪・2020デュッセルドルフ・2021タシケント・2021カザン

阿部詩のプレースタイルや世間の声

体幹の強さと爆発的な瞬発力が魅力の彼女ですが、特に得意技の袖釣込腰が華麗です。

また、寝技も綺麗だと評判です!

立ち技も寝技も一瞬の隙を逃さない、華麗な技で東京オリンピックでは世界中を魅了してほしいですね!

まとめ

今回は、清水希容の幼少期からの生い立ちや経歴!家族構成・両親の情報もについてまとめてみました!

最後に要点をまとめますと。

・兄の影響で柔道を始めた

・小学生時は兄より天才肌

・世界選手権での史上初兄妹同時優勝

・もしかしたら名前が「ななみ」になっていた

今後の阿部詩選手の活躍にもぜひ注目してください。

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

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