【ラグビーワールドカップ 2023】ジェイミージョセフ監督のプロフィールや経歴

【ラグビーワールドカップ 2023】ジェイミージョセフ監督のプロフィールや経歴

2023年9月8日から10月28日までフランスで開催されているラグビーワールドカップ2023。前回の日本大会で史上初のベスト8進出を果たした日本代表は、今回は「Our Team」をスローガンとし、ベスト4以上を目指して激戦を繰り広げています。そこで今回は、ラグビー日本代表を率いる名将・ジェイミージョセフヘッドコーチのプロフィールや経歴をまとめました!

目次

ジェイミー・ジョセフHCのプロフィール

  • フルネーム:ジェームス・フィティヌイ・ジョセフ(James Whitinui Joseph)
  • 生年月日:1969年11月21日
  • 年齢:53歳
  • 出身地:ニュージーランド・マールボロ
  • 身長:196cm
  • 血液型:不明
  • 出身校:オタゴ大学(University of Otago)
  • 現役時代のポジション:FL/LO/No.8

ジェイミー・ジョセフHCの経歴

ジェイミージョセフHCはニュージーランドの先住民族・マオリの血を引いていて、父親は元ラグビー選手、母親は元ソフトボール選手というスポーツ一家に生まれました。ラグビーが国技であるニュージーランドでは5歳になるとラグビーを始めるそうですが、ジェイミージョセフHCも多くの男の子と同じように幼少期からラグビーに親しみました。

オタゴ大学卒業後

1989年よりニュージーランド・オタゴ州代表、1991年からニュージーランド・マオリ代表、そして1992年からニュージーランド代表(オールブラックス)として活躍し、20キャップを獲得しました。ラグビーワールドカップ1995ではプールステージで日本と対戦し、日本は17-145 という1試合最多失点の大会記録となる大敗を喫しました。これは「ブルームフォンテーンの悪夢」と呼ばれていて、この試合にジェイミージョセフHCはニュージーランド代表として出場しています。そして、南アフリカとの決勝戦にも出場しました。

西日本社会人リーグ・サニックスに所属

1995年のW杯終了後から日本の西日本社会人リーグ・サニックス(現・宗像サニックスブルース)に所属し、2000年まで同チームでプレーしています。1999年には日本代表としてW杯に出場し、日本代表9キャップを獲得。当時ジェイミージョセフHCを日本代表に起用したのは「ミスターラグビー」こと平尾誠二監督でした。普通、日本人監督の場合は、元オールブラックスが入ると彼らが中心になり、自分の立場が無くなると考えますが、スター選手だった平尾誠二監督は気にせずニュージーランド人を3人抜擢。当初、日本代表選手はオールブラックス出身選手の加入に委縮していましたが、ジェイミージョセフHCらがフレンドリーであったことからすぐ打ち解けられたそうです。

義理堅いジェイミージョセフHC

ジェイミージョセフHCは福岡県宗像市にあるサニックスのラグビー部で約5年間プレーしています。日本食が大好きなジェイミージョセフHCはラグビー部の選手が行くお店に一緒に行っては日本食を堪能し、お店の人とも仲良くなりました。その後日本を離れてからも、来日するたびに行きつけのお店にお土産も持って顔を出すなど、日本人的な義理堅い一面があるそうです。

指導者に転向

2001年に選手を引退したジェイミージョセフHCは、ウェリントン代表のアシスタントコーチ(2003-2007)とヘッドコーチ(2008-2010)、マオリ・オールブラックスのヘッドコーチ(2010-2012)を務めました。そして2011年からはスーパーラグビー・ハイランダーズのヘッドコーチに就任し、2015年にはスーパーラグビーで初のタイトルを獲得しました。

日本代表ヘッドコーチに就任

2016年1月12日、日本ラグビーフットボール協会よりエディー・ジョーンズさんの後任としてジェイミージョセフHCが日本代表ヘッドコーチに就任することが発表されました。2019年のW杯日本大会では、ジェイミージョセフHC率いる日本代表は「ONE TEAM」のスローガンを掲げ、アイルランド代表やスコットランド代表を破る活躍を見せ、史上初となるW杯ベスト8進出を達成。この結果を受け、ワールドラグビーが選出する2019年の年間最優秀コーチ賞にノミネートされた他、2019ジャパンラグビーコーチングアワードの特別大賞を受賞しました。

日本代表ヘッドコーチの契約を更新

2019年のW杯前後にはニュージーランド代表の新ヘッドコーチ候補の一人であったジェイミージョセフHCですが、日本代表ヘッドコーチの契約を更新。新たな契約期間は、2023年12月末まで。2023年のW杯終了後までとなります。2024年からは過去にヘッドコーチとして在籍したハイランダーズに戻り、選手獲得やコーチ陣サポートなどを担う新役職Head of Rugbyに4年契約で就任することが決まっています。

現在開催中のワールドカップフランス大会では1勝1敗中の日本代表。第3戦となるサモア代表戦は日本時間9月29日早朝にキックオフです。既に1敗している日本にとっては絶対に負けられない試合となります。

まとめ

今回は、ラグビー日本代表のヘッドコーチ・ジェイミージョセフHCのプロフィールや経歴についてまとめてみました。日本に住んでいたことがあるジェイミージョセフHCは、簡単なやり取りであれば日本語で会話することもできるとのこと。日本人の特性もよく理解しているジェイミージョセフHCだからこそ、日本代表をW杯ベスト8に導くことができたのかもしれませんね。今大会ではベスト4以上を目指す日本代表は、第3戦以降は全勝が必須となることでしょう。ジェイミージョセフJAPANの集大成として、是非決勝トーナメント進出を果たしてほしいです。ラグビー日本代表の健闘を心より祈っています!

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