2024年2月2日に開催された四大陸フィギュアスケート選手権で、ほぼミスのない演技で初優勝を飾った女子フィギュアスケートの千葉百音選手。宮城県仙台市出身の千葉百音選手は、オリンピック2連覇やGPファイナル4連覇など史上最高の男子フィギュアスケート選手の1人とされている羽生結弦さんの後輩であることでも知られています。
そこで今回は、千葉百音選手のプロフィールや経歴についてまとめてみました！
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千葉百音（ちば もね）選手のプロフィール
- 生年月日：2005年5月1日
- 年齢：18歳
- 出身地：宮城県仙台市
- 身長：155cm
- 血液型：B型
- 出身校：東北高等学校
- 所属クラブ：木下アカデミー
千葉百音選手の経歴
テレビでフィギュアスケートの試合を観たことがきっかけで、4歳からアイスリンク仙台でスケートを始めた千葉百音選手。千葉百音選手と羽生結弦さんは同じアイスリンク仙台出身で、練習が終わるといつも羽生さんが鬼ごっこして遊んでくれたそうです。スケートの楽しさを教えてくれた先輩が、実は凄い人だと知ったのは小学生になってからだったそうですよ。
羽生結弦さんが卒業した学校に進学
千葉百音選手にとって羽生結弦さんはお兄ちゃんのような存在だったといい、仙台市立寺岡中学校卒業後、千葉百音選手は羽生結弦さんの母校でもある東北高等学校に進学。同校はスポーツが盛んな高校で、MLBサンディエゴ・パドレス所属のダルビッシュ有選手をはじめ、ゴルフの宮里藍さん、フィギュアスケートの本田武史さん、荒川静香さんなど多くのアスリートを輩出しています。東北高校にはスポーツコースがありますので、千葉百音選手もおそらくスポーツコースに在籍していたのではないでしょうか。
この春からは早稲田大学へ進学
2024年3月1日、東北高校の卒業式に出席した千葉百音選手。2023年5月から練習拠点を仙台市から京都の木下アカデミーに移し、環境の変化で辛いこともあったそうですが、その度に東北高校の先生や友達が励ましてくれたそうです。友人に授業のノートを画像で送ってもらいながら、スケートと学業の両立に取り組んだといいます。
そして4月からは早稲田大学人間科学部通信教育課程に進学することが決まっている千葉百音選手。同大学のこの学部も羽生結弦さんが卒業した学部になります。
千葉百音選手の主な戦績
千葉百音選手は平日は放課後の他、週2回は朝6時から朝練をし、スケートの感覚を失わないように、土日も含め毎日練習時間を確保しているそうです。そんな羽生結弦さんの後輩である千葉百音選手のこれまでの戦績を振り返ってみます。
ジュニア時代
全日本ジュニア選手権は、2019-20シーズンは6位、2020-21シーズンは8位、2021-22シーズンは3位で、3年連続で全日本選手権に推薦出場しています。高校総体では1年時は準優勝、2年時は3位、3年時は準優勝しました。
2022-23シーズン
2022-23シーズンにはジュニアGPシリーズデビューも果たし、初出場となったソリダリティ杯では2位、2戦目のエーニャノイマルクトでは4位でした。全日本ジュニア選手権では2位となり、全日本選手権に推薦出場。全日本選手権では5位と健闘し、四大陸選手権の出場権を手にしました。
その四大陸選手権では銅メダルを獲得し、シニアのチャンピオンシップ大会初出場で表彰台に立っています。また、シーズン最終戦のプランタン杯ではフリースケーティングでスピン・ステップ全てでレベル4を獲得し優勝を飾っています。
シニア時代
2023-24シーズンはシニアへ移行した千葉百音選手。ISUGPシリーズは、スケートアメリカでは6位、フランスグランプリでは9位という成績に終わりましたが、四大陸選手権の代表に選出されました。その四大陸選手権では、ショートプログラムでただ一人70点台を出しトップに立ちます。フリープログラムではジャンプを次々と成功させ1位に。合計214.98点の自己ベストを更新し、キム・チェヨンらライバルを抑えて初優勝を勝ち取りました。
まとめ
今回は、フィギュアスケート界のレジェンドである羽生結弦さんの後輩、女子フィギュアスケートの千葉百音選手のプロフィールや経歴についてまとめました。今は千葉百音選手の練習拠点は京都になりますが、地元が同じ千葉百音選手と羽生結弦さんは、おそらく現在も「妹とお兄ちゃん」という良い関係が続いているのではないでしょうか。高校を卒業し、本格的にシニアでの戦いが始まりますが、2026年の冬季オリンピックを目指して一つ一つ勝利を手にしていってほしいですね。千葉百音選手の活躍を楽しみにしています！
