映画「パイレーツオブカリビアン」といえば、ジョニー デップが演じるジャック・スパロウは欠かせないですよね。2003年に第1作目が公開されてから、5作品全てに出演しているジョニー デップですが、パイレーツオブカリビアン6作目には出演しないという噂もあります。実際のところ出演の可能性はあるのか、調べてみました。
「パイレーツオブカリビアン」6作目について
2020年に公開された情報によると、今作のプロデューサーであるジェリー ブラッカイマーは現在も企画が進行中であると発言しています。「パイレーツオブカリビアン」の最新作については、マーゴット・ロビーを主演に女性版海賊の全く新しい完全オリジナルストーリーが制作されるというのです。
また、女性版パイレーツの他に、パイレーツオブカリビアン6作目の企画も進行中のようですが、今までのシリーズの連続性や繋がりを捨てた新たな作品「リブート作品」の可能性があるようです。「リブート作品」=ジョニー デップの出演がないということなのでしょうか。
全ては泥沼裁判のせい!ジョニー デップの俳優人生への3つの影響
元妻アンバー・ハードと係争中だった泥沼裁判は、名誉毀損を訴えていたジョニー デップが勝利する形で幕を引きましたが、その代償は大きく、様々なジョニー デップ出演の作品に影響を及ぼしました。そして、彼の俳優人生にも大きな損害を与える結果となっているようです。
①「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」の降板
これまで「ファンタスティック・ビースト」シリーズで、闇の魔法使いのゲラート・グリンデルバルト役で出演していたジョニー デップですが、3作目から降板、代役を俳優のマッツ・ミケルセンが演じました。
②「パイレーツオブカリビアン」への出演が途絶える可能性
パイレーツオブカリビアンの降板については、前項で記したファンタスティック・ビーストの降板の影響と、元妻アンバーに対するDV疑惑の影響が大きいと言われています。
ジョニー デップ曰く、“シリーズ6作目の出演や脚本に加わるように打診を受けていたが、今回の暴行疑惑で企画が立ち消えになった”そうです。今回のDV疑惑がなければ、6作目にはジョニー デップが演じる、ジャック・スパロウが出演していたということかもしれません。
さらに、法廷で元妻の弁護士から“ディズニー側が好条件を持ってきたとしても「パイレーツオブカリビアン」でディズニーと仕事をすることは無いのですか?”という問いに、“その通りです”と答えたそうです。しかし、“シリーズが完結だと思えるまでは、続けようと思っていた”とも語っており、作品や役への強い思い入れがあるのに、DV疑惑により全てを閉ざされてしまったという思いがその発言から伝わってきます。
③「MINAMATA」の公開延期
映画「MINAMATAーミナマター」は、日本の四大公害病の一つである水俣病について記録したアメリカの写真家ユージン・スミスについて描かれた作品です。日本からは、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信などが出演しています。
2020年にアメリカで制作され、2021年12月に公開を予定していましたが、これまた泥沼裁判の影響でジョニー デップのイメージ低下に伴い、公開が延期となってしまいました。最終的には、当初映画の配給権を獲得したMGMではなく、ILBE社とサミュエル・ゴールドウィン・フィルムズの共同により、2021年12月15日に、アメリカとカナダへ公開されることになったそうです。
今後のジョニー デップの俳優人生やいかに!?
泥沼裁判に勝訴し、自ら潔白を表明したジョニー デップに対して、ファンからは再び映画界で活躍して欲しいという声が寄せられていて、現在アメリカなどを中心に、パイレーツオブカリビアンの6作目に、ジョニーデップの復帰を求める嘆願書が70万以上集まっているそうです。さらに、ディズニーの元幹部は、“ジャックは船に戻る。ディズニー文化に深く根付いた、最愛のキャラクターはあまりに多くの興行収入という宝を持つ可能性がある”と語っており、裁判の収束に伴い、ジョニー デップ出演も可能性があるように思えてきました。
“今後出演はない!”と語ったジョニー デップですが、ファンの想いに答えてジャック・スパロウを演じてくれるのではと期待してしまいますね。
まとめ
この記事では、「『パイレーツオブカリビアン』6作目はある?ジョニーが出演を継続?」と題し、ジョニー デップが今後最新作でジャック・スパロウを再演するかの可能性について調べてみました。裁判の勝訴により、また風向きは変わったのでは無いでしょうか。個人的には、やはりパイレーツオブカリビアンといえばジョニー デップが演じるジャック・スパロウが欠かせない存在なので、ぜひ出演をお願いしたいと思っています!