素根輝の幼少期からの生い立ちや経歴!家族構成・両親の情報も

2021東京オリンピック柔道代表女子78kg超級で金メダル獲得が期待されている素根輝(そねあきら)選手。

2019年のグランドスラム大阪で初の世界一、全日本選抜柔道体重別選手権大会では大会3連覇、実に24年ぶりとなる10代での3連覇を達成。

身長162cmと女子柔道最重量級の中では小柄な体格ですが、大きな外国人選手に対しても果敢に攻める姿勢に

そこで今回は、

・幼少期や高校時代は?

・家族構成や両親は?

など、柔道を始めたきっかけや学生時代、家族のことなど、素根選手のこれまでの歩みをまとめてみました!

目次

素根輝の生い立ちや経歴

それでは早速ですが、素根輝選手の生い立ちや経歴についてまとめてみました。

幼少期から現在までどのような歩みを描いてきたのか確認してみましょう。

素根輝の幼少期・小学生時代

福岡県久留米市で生まれた素根選手。

名前の由来は「世界で活躍する人になってほしい」という願いから「輝」と名を付けられたそうです。

その名の通り世界一になるまで成長した素根選手ですが、柔道を始めたのは7歳の頃。

父親と3人の兄たちが柔道に取り組んでいたのがきっかけで、久留米市にある脩柔館山内道場に入門します。

この頃からとても練習熱心だったそうで、またピアノや水泳などの習い事もしていたので、幼い頃から努力家の一面が垣間見えます!

そして、素根選手は小学生の頃から頭角を現します。

小学6年生の時に出場した全国小学生学年別柔道大会でオール一本勝ちで優勝を果たすのです。

小学生で早くも日本一を果たした素根選手ですが、中学生になってもその勢いはとどまりません。

素根輝の中学時代

久留米市立田主丸中学に進学した素根選手。

進学後すぐの1年生で出場した全国中学校柔道大会で準優勝を飾ります。

1年生ながら上級生も交えた大会で準優勝してしまうのは驚異的ですよね!

その後も勢いはとどまりません。

翌年の全国中学校柔道大会でも優勝。

個人2連覇を達成するとともに、団体戦でも田主丸中学の初優勝にも貢献。

中学3年生時にはジュニア選手(大会開催年の12月31日時点で15歳以上18歳未満)の全国大会である全日本カデ柔道体重別選手権大会でオール一本勝ちでの優勝。

そして、17歳以下の世界一を決める大会世界カデでは唯一の中学生として選出されながら5試合オール一本勝ちで優勝を飾り、念願の世界一の称号を中学生にして勝ち取ります!

小学生・中学生と全国大会、世界大会で優勝するという快挙を成し遂げた素根選手。

進学先にも大いに注目が集まりましたが、兄が通っていたこと、地元で活躍したいという気持ちから、地元の久留米市立南筑高校に進学します。

素根輝の高校時代

高校進学後も早速結果を残します。

まずは1年時の成績から、

・全日本カデ:優勝(2連覇)

・金鷲旗:3位

・全日本ジュニア:優勝

・講道館杯:準優勝

高校1年生ながらすでにこれだけの結果を残しているのもすごいですが、特に講道館杯での準優勝は、2021年世界選手権で優勝した朝比奈沙羅選手が相手で、朝比奈選手が当時大学2年生に対して、素根選手は高校1年生ながらでの結果なのでいかにすごいことかよく分かります。

特に、素根選手の高校時代のエピソードで特筆すべきなのが、「一人で相手チーム5人全員に一本勝ちする」というエピソードです。

高校2年生での金鷲旗。

決勝の相手である夙川学院高校には後に2018、2019年の世界選手権で優勝する阿部詩選手がいました。

阿部詩選手は先鋒での登場で、南筑高校の選手を4人抜きし残るは大将である素根選手のみとなりました。

当然もう負けられない絶体絶命の場面です。

しかし、素根選手は阿部選手を一本勝ちで破った後、他の選手も次々と倒して、歴史にも残る「一人で相手チーム5人全員に一本勝ちする」という離れ業をやってのけるのです。

ここまでくるとアニメの世界のような、そんな異次元の強さを素根選手には感じてしまいます!

素根輝の現在

高校でも素晴らしい戦歴を残した素根選手。

大学は環太平洋大学に進学しますが、大学2年の7月に退学することになります。

そして、2021年4月から日大に入学することになります。

環太平洋大学の退学理由、日大への入学理由は定かではありませんが、環太平洋大学退学時のコメントでは、

「環太平洋大学ではとてもお世話になり心より感謝しております。8月1日より柔道だけに集中専念することになりましたので、今後ともご声援の程お願い申し上げます」

引用元:スポーツ報知

当時はやはり柔道に集中したいという気持ちが強かったというのもあると思いますし、また環太平洋大学は岡山県にあり頻繫に世界大会など日本代表での活動が忙しいこともあり通学が難しかったのではないでしょうか。

また、日大入学理由も同じような感じで、

・首都圏にある

・活動拠点とする実業団のパーク24が近い

ということから通学がしやすい環境があるから選んだのかもしれませんね。

紆余曲折はあるものの、2021年3月のグランドスラム・タシケントでオール一本勝ちでの優勝を飾るなど、実力は全く衰えない素根選手。

今回の東京オリンピックでも間違いなく優勝候補筆頭の彼女の活躍に期待しましょう!

素根輝の家族構成や実家の情報

ここで、素根輝選手の気になる家族構成や実家の情報についても調べてみました。

素根輝の両親・兄弟(姉妹)・家族構成

素根選手が柔道を始めるきっかけになった3人の兄は先ほど少し触れましたが、その3人の兄に加えお姉さんも1人いるようです。

ちなみに3人の兄のうち2人は双子です。

家族構成はこちら、

・父:行雄さん
・母
・長男:勝さん
・双子の兄:大誠さん、健誠さん
・姉
・素根選手

7人家族で、父親である行雄さんは福岡県にある柳川高校で柔道をやっていたようで、その経験を子供たちに教育していたようです。

また、長男の勝さんは柔道整復師を取得し整骨院で働くかたわら、妹の素根輝選手をサポート。

まさに家族一丸となって戦っているような気もしますね!

素根輝のプロフィールと戦績

名前素根 輝(そね・あきら)
生年月日2000年7月9日
身長163cm
体重108kg
出身地福岡県久留米市
学歴田主丸中学校-南筑高校-環太平洋大学(中退)-日本大学
所属パーク24
得意技大内刈、体落
主な獲得タイトル全日本選抜柔道体重別選手権(2019)

グランドスラム・大阪(2019)

皇后盃全日本女子選手権大会(2019)

世界柔道選手権大会(2019)

グランプリ・ザグレブ(2019)

素根選手と言えば19才ながら世界柔道初出場での金メダル獲得も記憶に新しい所。

東京オリンピック前哨戦とも言える世界柔道での金メダルに東京オリンピックでも金メダル獲得を期待してしまいます。

また、素根選手は柔道東京オリンピック代表第1号であり、満場一致での選出でもあることから、その期待の高さがうかがえます。

素根選手の座右の銘に「人の3倍努力する」という言葉があります。

相手とは体格差ハンデはあるもののに小さな体でも、何倍もの努力を積み重ねて結果を残してきました。

東京オリンピックでも体格差も感じさせない素根選手の活躍に期待しましょう!

まとめ

今回は、「素根輝の幼少期からの生い立ちや経歴!家族構成・両親の情報も」についてまとめてみました!

最後に要点をまとめますと、

・柔道を始めたきっかけは父と3人の兄。

・小、中、高と全国大会・世界大会優勝を経験。

・高校時代に団体戦で「一人で相手チーム5人全員に一本勝ち」して優勝という離れ業をやってのける。

・家族構成は兄3人姉1人の7人家族。

小学校の頃から全国大会、世界大会など数多くの大会で優勝という戦歴をおさめてきた素根選手。

162cmと小柄な体格ながらハンデ差を感じさせない柔道で相手を圧倒する姿は感服です。

東京オリンピックでも金メダル獲得はかなり期待しています!

今後の活躍にもぜひ注目してください!

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

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