石川佳純の幼少期からの生い立ちや経歴!家族構成・両親の情報も

2021年東京オリンピック卓球(シングルス・団体)代表で金メダルが期待されている石川佳純選手。

卓球女子世界ランキングでも(2021/06/17現在)10位に輝くなど、日本の卓球界を牽引する女子卓球界のエースです。

そんな女子卓球界のスター石川選手ですが、日本卓球界のエースとして活躍するまで、そして、日本卓球界の女王と言われるほど活躍していたときもさまざまな苦悩や葛藤があったようです。

そんな石川選手の

・生い立ちやどういった経歴を持っているのだろう?

・家族構成や両親・兄弟の情報も気になる

と思っているあなたのために

今回は石川佳純の幼少期からの生い立ちや経歴や家族情報について
まとめてみました。

目次

石川佳純の生い立ちや経歴

それでは早速ですが、石川佳純選手の生い立ちや経歴についてまとめてみました。

幼少期から高校、現在までどのような人生を送ってきたのか確認してみましょう。

石川佳純の幼少期

山口県山口市で生まれた石川選手。

石川選手は生まれつき左利きであり、小さいころから負けん気が強い性格だったそうです。

その負けん気の強さが今のプレイスタイルにも良い影響を与えているのですね。

そんな石川選手が卓球に触れるようになったのは小学生からだそうです。

石川佳純の小学生~中学時代

山口市立平川小学校1年生のときに近所の白石卓球クラブに連れていかれたのがきっかけで卓球を始めたという石川選手。

しかし、このときはあくまでも遊び半分で、本格的に卓球を始めたのは7歳の誕生日に両親からユニフォームをプレゼントされてからだそうです。

元国体選手であった母の久美子さんの厳しい指導によって、なんと卓球の練習を始めてから3ヶ月で全日本選手権(バンビの部)で山口県予選を2位で通過し、本戦でもベスト64に入りました。

この結果を受けて、両親は石川選手に卓球の才能があることを知り、自宅に卓球練習場を作りました。

自宅にある卓球練習場と合わせて、母が指導を行っている「山口ジュニアクラブ」の練習に参加し、土日は各地の大会に出場していました。

小学生時代から運動神経抜群の石川選手は、6年生のころに卓球で才能が開花します。

これらの厳しい練習の成果から、小学校6年生のときに出場した全日本卓球選手権の女子シングルスでは、5歳以上年が離れている高校生と大学生を破って3回戦まで進みました。

そして、このころから「愛ちゃん二世」として世間から注目されるようになります。

その後は大阪府四天王寺羽曳丘中学校に進学します。

そして、同時に当時卓球界の絶対的エースとして有名だった福原愛さんが在籍していたミキハウスJSC卓球部に所属し、寮生活をスタートさせます。

中学でも石川選手の活躍は止まりません。

中学2年生で出場した全日本卓球選手権大会で福原愛以来となる中学生でのベスト8進出を果たします。

また、2007年5月からの世界選手権では史上最年少でダブルス代表として選ばれました。

すでに中学生の頃から高校生や大人に混じって素晴らしい功績を残しているのですから、すごいことですよね!

石川佳純の高校時代~ロンドン五輪で卓球界初の団体銀メダルを獲得するまで

石川選手は数々の大会で連覇を達成しているほど卓球の強豪校である四天王寺高校に進学します。

1年生のときの全国高校総体卓球シングルスでは同じ高校の先輩である藤井優子を破り、見事チャンピオンに輝きました。

また、石川選手は高校1年生の1年間でインターハイ・国体・選抜・全日本ジュニアの国内4大会を完全制覇するという偉業を成し遂げてしまいます。

そして、2009年には世界ランキング99位で世界卓球選手権に出場し、2回戦で世界ランキング10位の帖雅娜(香港)に勝利します。

その後の3回戦・4回戦も順調に勝ち上がり、準々決勝では世界ランキング1位の張怡寧(中国)と対戦し、1セットを取る見事なゲーム展開を繰り広げました。

このとき、日本人女子選手が世界選手権でベスト8入りしたのは2003年パリ大会の福原愛以来というとても素晴らしい結果を残しました。

その後の2010年1月に行われた全日本選手権ジュニア女子の部では優勝し、史上初の4連覇を成し遂げます。

さまざまなプレッシャーがありながらも史上初の4連覇を成し遂げたのは本当にすごいことです。

そして、2011年には17歳にして全日本卓球選手権大会女子シングルスで初優勝。

さらに、この年の5月16日付けの世界ランキングによってロンドンオリンピック出場への切符を手にしました。

その後、出場したロンドンオリンピックのシングルスでは惜しくもメダル獲得とはなりませんでしたが、日本卓球勢史上最高の4位に入賞するという快挙を達成します。

福原愛、平野早矢香らと出場した団体戦では決勝で中国に敗れたものの、オリンピックで卓球界初のメダルとなる銀メダルを獲得しました。

石川佳純の現在

しかし、このロンドンオリンピック後には苦悩が待っていました。

2016年のリオデジャネイロオリンピックでは卓球女子シングルスとして3回戦から試合に臨み、世界ランキング50位の北朝鮮のキム・ソンイに3対4で敗れてまさかの初戦敗退となったのです。

オリンピック経験のある石川選手は序盤から攻めの姿勢を貫きましたが、徐々に相手のペースに飲み込まれ、リードを許した第7セットでは右ふくらはぎに違和感があるようなしぐさを見せていました。

これについて石川選手は試合後のインタビューで「途中でテーピングを貼ってもらおうと思ったが審判にダメと言われた」と述べています。

右ふくらはぎの違和感が敗れた原因とまではいかなくても何らかの影響があったのは確かです。

夢の舞台であるオリンピックでまさかの初戦敗退という結果に終わってしまい落ち込む石川選手でしたが、追い打ちをかけるようにメダルを期待していた世間からの冷たい声が降り注ぎました。

このとき、石川選手は心と体がともに悲鳴を上げていましたが、負けた理由を右ふくらはぎの傷みのせいにせず、また基礎中の基礎からの練習をはじめたのです。

期待されている分風当たりが強いしけがのせいにしてしまいたくなるけれど、ここでくじけなかった石川選手はすごいと思います。

そして、2021年1月17日の全日本選手権で同じく東京オリンピック卓球代表の伊藤美誠選手に逆転勝利をし、なんと5年ぶり5度目となる復活優勝を果たしたのです。

また、27歳での優勝は2010年に優勝した王喜(当時31歳)以来の年長となりました。

リオデジャネイロオリンピックでの初戦敗退によって周囲から心無い言葉を浴びてきた石川選手。

27歳という年齢から、そろそろ引退するのではないかとのうわさもささやかれていましたが、見事5年ぶりの女王に返り咲きました。

これまでさまざまな困難が石川選手を襲いましたが、2021年の東京オリンピックではメダル候補筆頭です。

さらなる飛躍が今年の夏に見られることを期待しましょう!

石川佳純の家族構成や実家の情報

ここで、石川佳純選手の気になる家族構成や実家の情報についても調べてみました。

石川佳純の両親・兄弟(姉妹)・家族構成

石川選手は4人家族だそうです。

家族構成としては、

・父:石川公久さん
・母:石川久美子さん
・姉:石川佳純選手
・妹:石川梨良さん

ちなみに、石川選手の両親は共に元卓球選手であり、福岡大学の卓球部の動機だったそうです。

また、妹の石川梨良さんは石川選手より5歳年下であり、大学時代まで卓球選手として活躍していました。

2019年の秋季関東学生リーグでは青山学院大学の卓球部の主将としてチームを優勝へと導いています。

なお、大学を卒業した現在では現役を引退し、一般企業に就職をしています。

家族全員が卓球経験者ということで衝突をすることもあったと思いますが、経験者だからこそ分かり合える瞬間やサポートに勤めていたそうです。

こうした家族のサポートも、石川選手の強さの秘密かもしれませんね。

石川佳純選手のプロフィールと戦績

名前石川 佳純(いしかわ・かすみ)
生年月日1993年2月23日
身長157cm
体重51kg
出身地山口県山口市
学歴四天王寺高等学校
所属全農
好きな色藍色
主な獲得タイトル

(2019年以降)

・世界選手権(混合ダブルス)銀メダル(2019)
・アジア選手権(女子ダブルス)銅メダル(2019)
・アジア選手権(女子団体)銀メダル(2019)
・ワールドカップ団体 銅メダル(2019)
・全日本選手権(女子シングルス)準優勝(2020年)
・ITTFワールドツアー・ドイツオープン(女子ダブルス)準優勝(2020年)
・ITTFチャレンジシリーズ・ポルトガルオープン(女子シングルス)優勝(2020年)
・ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン(女子ダブルス)優勝(2020年)
・全日本卓球選手権(女子シングルス)優勝(2021年)
・WTT中東ハブコンテンダードーハ(女子ダブルス)優勝(2021年)
・WTT中東ハブスターコンテンダードーハ(女子ダブルス)優勝(2021年)

石川選手の一番思い出に残る試合は、やはり2021年の全日本卓球選手権の女子シングルスで2015年以来5年ぶりに優勝したことだそうです。

石川佳純のプレースタイルや世間の声

石川佳純選手は成績もさることながらプレイスタイルも人気なようで

今は自分がもっと頑張って、同年代の選手に『もっとやれる』と思ってもらいたいと思います。年上になってしまうと経験だけでプレーしてしまうかもしれませんが、技術面、フィジカル面など様々な面で『もっとやれる』『まだまだやれる』とまだ強くなろうとする気持ちを持ちつつ、これまでの経験と組み合わせることにより、もっともっと成長して強くなれると私は思います。強くなろうと思う気持ちが自分を強く、より成長させてくれるんです。

と語っています。

まとめ

今回は、石川佳純の幼少期からの生い立ちや経歴、家族構成についてまとめてみました!

最後に要点をまとめますと。

・卓球を始めたのは元卓球選手の両親の影響

・小学校時代から「愛ちゃん二世」と注目されるほど強かった

・高校1年生の1年間でインターハイ・国体・選抜・全日本ジュニアの国内4大会を完全制覇

・家族構成は妹1人の4人家族

中学生のころから日本代表として活躍している石川佳純選手ですが、足の違和感や世間からの冷たい声などさまざまな苦難にも立ち向かってきました。

こうした折れない心もまた世界一の秘訣かもしれませんね。

今夏の東京オリンピックがより楽しみになりそうな予感で、今後の石川選手の活躍にもぜひ注目してください。

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

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