【WBC 2023】侍ジャパン・周東佑京の幼少期からのプロフィールや経歴

【WBC 2023】侍ジャパン・周東佑京の幼少期からのプロフィールや経歴

2月1日に12球団がキャンプインし、1年間の戦いが始まりました。今年は3月8日からWBCが開幕し、楽しみの多いシーズンです。

日本が世界の強豪国と戦う時に必要になるのが機動力やバントなど小技を絡めた攻撃となり、2013年大会でも台湾戦で鳥谷選手の盗塁から同点、逆転に繋げたシーンは皆さんの印象にも強く残っているのではないでしょうか。そして現在の日本代表において走塁で攻めていくのに欠かせないのが日本の韋駄天・福岡ソフトバンクホークスの周東右京選手です。

そこで今回はその周東選手についてまとめていきます!

目次

周東佑京(しゅうとう うきょう)プロフィールや学生時代

  • 生年月日:1996年2月10日
  • 年齢:27歳
  • 出身地:群馬県太田市
  • 身長:180cm
  • 体重:70kg
  • 血液型:型
  • 投球・打席:右投左打
  • ポジション:二塁手、三塁手、遊撃手、外野手
  • プロ入り:2017年(育成ドラフト2位)
  • 所属:東京農大二高校、東京農業大北海道オホーツク、福岡ソフトバンクホークス

幼少期(中学校まで)

太田市立藪塚本町小学校2年時に「藪塚リトルファイターズ」で軟式野球を始め、太田市立薮塚本町中学校時代は硬式の太田ボーイズに所属しました。小、中で全国大会などの大舞台にたった経験はありません。

高校時代

高校は群馬の東京農大二高校へ進学します。健大高崎高校や前橋育英高校の壁に阻まれ、甲子園の出場経験はなく、全国的にも無名の選手でした。周東選手自身も高校で野球を辞めるのか考えていたほど、大学やプロなどは全然考えていなかったようです。

ただ、当時から足の速さは超一級品で、そのスピードだけでもプロに行ける、と当時の東京農業大学監督の樋越勉監督は感じていたようです。その評価はプロのスカウトも同様でしたが、周東選手は東京農業大学北海道オホーツクへ進学し、スケールアップする決断を下しました。

大学時代

北海道網走市にある東京農業大学北海道オホーツクは雪の影響でほぼ半年野球ができず、スカウトも簡単に行ける場所ではないため、「絶対に東京(全国大会)に出て、アピールしてやろう!」という気持ちを持った選手が多いそうです。周東選手もその環境に身を置くことで成長をすることができたようです。

1年生から試合に出場していた周東選手は、4年生になると樋越監督の推薦もあり主将に就任しました。主将としての責任感と、日々の努力により、課題だった打撃も大学4年春には打率.366、7打点でMVPを獲得するまでに成長します。4度の全国出場を果たし、スカウトの評価も上昇していたこともあり、ソフトバンクから育成2位指名を受け、プロ入りを果たしました。

プロ入り後の経歴

プロ入りが決まり、樋越監督から「しがみついてでも、2年で支配下登録選手を目指しなさい」と言葉をもらい、プロ入り後も努力を重ねます。その結果、監督の期待を上回る1年で支配下登録入り。2年目の昨年は102試合出場。プレミア12でも大活躍しました。

2018年(プロ1年目)

プロ1年目の2018年は二軍の試合に90試合に出場し、打率.233、リーグトップの27盗塁、14打点を記録します。フレッシュオールスターに選出され、優秀選手賞を受賞する活躍をしました。

シーズンオフは10月19日から開催された第2回WBSC U-23ワールドカップの日本代表に選出されました。

2019年(プロ2年目)

プロ2年目の2019年は宮崎春季キャンプはA組に抜擢され、3月26日に支配下選手登録されました。開幕から野手に故障者が相次いだことで、一軍に初めて昇格すると、4月7日に初出場、4月9日に初盗塁を記録。4月21日に初スタメン・初安打・初本塁打を記録しました。そこから主に代走からの出場や守備固めとして起用され、最終的にはチームトップの25盗塁(成功率は83.3%)を達成しました。

オフの11月に開催された第2回WBSCプレミア12では足の速さを評価され、日本代表に選出されました。本大会でも主に代走として起用され、大会最多となる4盗塁を記録しました。

2020年(プロ3年目)

プロ3年目の2020年は、シーズン前半は代走や守備固めでの出場が多かったこともあり、初盗塁が7月24日と出遅れますが、8月10盗塁、9月14盗塁、10月23盗塁と一気に盗塁を積み重ねましたこの期間中、10月16日から30日まで13試合連続盗塁という世界記録を樹立しました。

レギュラーシーズン最終戦に盗塁を成功させ、シーズン50盗塁に到達しました。規定打席不足で達成したのは、1951年の土屋五郎さん以来日本プロ野球史上2人目の快挙です。

最終的に盗塁王を獲得し、育成ドラフトで入団した選手としては初めて打撃部門タイトルを手にした。規定打席未達の選手が盗塁王となるのは、2011年の藤村大介さん以来日本プロ野球史上11人目、パ・リーグでは史上3人目の快挙を達成しました。

2021年(プロ4年目)

プロ4年目の2021年は1番二塁で開幕スタメンを掴みましたが、打撃不振が続いたため、交流戦からは代走での出場が中心となりました。しかし走塁面でも8度の代走機会で牽制死2つ、盗塁死1つ、走塁死1つと精彩を欠きました。

さらに苦難は続きます。6月10日、親子出場となった二軍戦で右手人差し指の末節骨骨折を負います。さらに右肩を痛め、9月10日に右肩関節鏡視下関節唇形成術を受け、残りのシーズンはリハビリに費やしました。

2022年(プロ5年目)

プロ5年目の2022年は、6月7日の阪神戦で100盗塁を記録するなど活躍しました。最終的に80試合に出場し、打率は.267、自己最多を更新する5本塁打を放つなど、打撃面で存在感を示しました。

1月26日にWBCの日本代表に選出されました。

まとめ

周東選手は一塁到達タイムは3秒69の瞬足を持ち、守備では内外野どこでも守れるユーティリティープレイヤーであり、登録人数が限られる国際大会において非常に重要な役割を担うことになります。また、走塁のスペシャリストということで、日本代表のジョーカーとしての活躍も期待されています。

周東選手が脚光を浴びる時は得点が近いと思われるので、どんどん脚光を浴び日本代表を勝利に導いてもらいましょう!

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