【WBC 2023】侍ジャパン・中野拓夢の幼少期からのプロフィールや経歴

【WBC 2023】侍ジャパン・中野拓夢の幼少期からのプロフィールや経歴

2023年3月に開幕する野球の世界選手権であるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。

2023年1月26日には、本大会に臨む侍ジャパンの登録予定選手30名が発表され、内野手では阪神タイガース・中野拓夢選手がショートとセカンドの両ポジションを任されることで注目を集めています。

そこで今回は、中野拓夢選手のプロフィールや経歴についてまとめてみました。

目次

中野拓夢(なかの たくむ)選手のプロフィール

  • 生年月日:1996年6月28日
  • 年齢:26歳
  • 出身地:山形県天童市
  • 身長:171cm
  • 体重:69kg
  • 血液型:A型
  • 最終学歴:東北福祉大学卒業
  • 所属:阪神タイガース
  • ポジション:遊撃手(ショート)/二塁手

中野拓夢選手の経歴

天童市立北部小学校時代

小さな頃から負けず嫌いだったという中野拓夢選手。小学生の頃の小テストは終わった人から提出しますが、誰かが席を立った瞬間に中野拓夢選手も立ち上がり提出。自分はまだ解き終わっていないのにも関わらず、1番を取りに行くために空欄があるまま提出していたと、母親の節子さんは語っています。

そんな中野拓夢選手は、小学校4年生から軟式野球を始めます。そして小学校6年生の時に硬式野球への転向を考え、山形リトルシニアへ見学に行きました。

天童市立第二中学校時代

中学時代は山形リトルシニアに所属し、練習に明け暮れました。目立たずおとなしい選手でしたが、プレーで上手くいかないことがあると、中野拓夢選手は出来るまで練習を続けたとのこと。「他の子にはない気持ちの強さを感じた」と中学校時代の恩師である矢萩博さん(山形リトルシニア総監督)は語ります。

山形リトルシニアでは主にショートを守っていました。

日本大学山形高等学校時代

高校は恩師・矢萩博さんの母校でもある日大山形に進学。1年生時は控え選手でしたが、2年生の夏からは「2番・セカンド」に定着します。そして同年の夏の甲子園に出場し、山形県勢では初となるベスト4進出に貢献しました。

3年生からは1年上の正遊撃手が抜けたことから「3番・ショート」を務めます。主将として臨んだ夏の県大会では、準決勝敗退という悔しい結果となりました。

東北福祉大学時代

大学野球の強豪・東北福祉大学に進学した中野拓夢選手は、1年生の春からベンチ入りを果たします。当時の監督・大塚光二さんの話では、中野拓夢選手は自分の野球観が強いため、1、2年生の頃は言うことを聞かない子だったそう。しかし、大塚光二さん中野拓夢選手の芽をつぶさないよう、型にはめない指導方針で伸び伸びと育てました。それが積極的に広い守備範囲を守る今のスタイルに繋がりました。

3年生の時に他の選手との兼ね合いでセカンドへコンバートされました。中野拓夢選手はショートにこだわりがありましたが、中野拓夢選手の方が器用でセカンドに適していたことから納得し変更。そして、3年生の春と4年生の春秋にベストナインを獲得しました。

4年生時に出場した全日本大学野球選手権大会では、決勝で国際武道大学を破り優勝。中野拓夢選手はコンバートしたセカンドで日本一に輝きました。

三菱自動車岡崎硬式野球部時代

大学時代、プロからの誘いはあったものの、育成選手か支配下登録なら7位、8位という評価だった中野拓夢選手。大塚光二監督は「2年間鍛えてプロにいきなさい」と送り出したそうです。

三菱自動車岡崎では、1年目からショートのレギュラーとして定着。同年の社会人野球日本選手権大会では「3番・ショート」で出場し、打率.421,4打点を記録してベスト4入りに大きく貢献しました。また、冬にはアジアウインターベースボールリーグに参加し、大会1位の26安打、大会2位の打率.371を記録しました。

2年目は、都市対抗野球大会予選で本塁打を2本放つなどの活躍を見せ、チームは本選出場を果たしました。

そして2020年のドラフト会議で、阪神タイガースから6位指名を受けます。

阪神タイガース時代

2021年(プロ1年目)

2021年、プロ入り1年目から開幕一軍入りを果たします。3月26日の開幕戦(京ヤクルトスワローズ)では、7回裏からセカンドとして出場し、9回表のプロ初打席ではセンター前ヒットを放ちました。4月10日の横浜DeNAベイスターズ戦では「8番・ショート」としてプロ入り初の先発出場を果たし、プロ初打点とプロ初盗塁を記録しました。

この年のオールスターゲームのファン投票では、ショート部門で4年連続選出されていた読売ジャイアンツ・坂本勇人選手を抑えて1位で選出されました。

9月21日の中日ドラゴンズ戦で、球団では1953年の吉田義男選手以来となる、ショートの新人として100安打達成の快挙を成し遂げます。また、10月24日の広島カープ戦では2盗塁を決め、球団新人では赤星憲広選手(2001年)、近本光司選手(2019年)に続くシーズン30盗塁の快挙を達成しました。

このシーズン、ルーキーではNPB史上3人目の盗塁王を獲得。盗塁成功率は.938を記録し、東京ヤクルトスワローズ・山田哲人選手(2016年)に並ぶ歴代最高盗塁成功率、歴代最少盗塁死を記録しました。

2022年(プロ2年目)

2021年の秋季キャンプ中に下肢のコンディション不良が分かり、プロ2年目の春季キャンプは二軍で調整。3月18日に一軍に復帰しました。5月14日の横浜DeNA戦では、プロ入り初の1試合2ホームランを放ち、7月13日の読売ジャイアンツ戦では2年連続シーズン100安打を達成。

新型コロナウイルスの陽性反応により一度登録を抹消されましたが、9月28日の東京ヤクルトスワローズ戦では、前回の試合からの2試合連続先頭打者ホームランを放つ活躍を見せました。

このシーズンは全135試合に出場し、157安打(リーグ3位)、25打点、打率.276、23盗塁を記録。ショートとしてセ・リーグのベストナインを受賞しました。

そして、2023年3月8日より開幕する、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表メンバーに選出され、背番号「7」を背負い、世界一を目指します!

まとめ

今回は、侍ジャパンで背番号「7」、中野拓夢選手のプロフィールや経歴についてまとめてみました。走攻守の三拍子揃った中野拓夢選手には日本代表監督の栗山英樹監督をはじめ、多くの期待が寄せられています。日の丸のプレッシャーも楽しみに変えて、侍ジャパンでも伸び伸びと中野拓夢選手の持ち味を活かしてほしいものです。中野拓夢選手の健闘を祈ります!

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