【ラグビーワールドカップ 2023】稲垣啓太の幼少期からの経歴          

【ラグビーワールドカップ 2023】稲垣啓太の幼少期からの経歴    

2023年9月8日に開幕を迎えるラグビーワールドカップフランス大会。今大会の日本代表メンバーの稲垣啓太選手は、日本代表のフォワード最前列プロップとして活躍。3年連続3度目のW杯に挑みます。そこで今回は、「笑わない男」としてもおなじみの、稲垣啓太選手の幼少期からの経歴についてご紹介します!

目次

稲垣啓太(いながき けいた)選手のプロフィール

  • 生年月日:1990年6月2日
  • 年齢:33歳
  • 出身地:新潟県新津市(現・新潟市秋葉区)
  • 身長:186cm
  • 血液型:A型
  • 出身校:関東学院大学経済学部
  • 所属:埼玉パナソニックワイルドナイツ
  • ポジション:PR

稲垣啓太選手の経歴

3人兄弟の末っ子として誕生した稲垣啓太選手。出生時の体重は約3900gのビッグベビーでした。そして4歳の時には体重が40kgを超えていて、幼稚園の室内でホッピングをして遊んでいたら、床に穴が開いてしまったそう。あまりにも大き過ぎる稲垣啓太選手は、先生から「啓太君はとにかく痩せなさい!」と怒られたそうですよ。

新潟市立市之瀬小学校(現・新潟市立荻川小学校)

小学校時代はぽっちゃり系であるがゆえに足が遅かったとのこと。学年でもぶっちぎりのビリで、鬼ごっこでは真っ先に捕まっていました。稲垣啓太選手本人も「捕まった方がラクだ」とこぼしていたそうです。

最初に始めたスポーツは野球

兄2人が野球をやっていたこともあり、小学3年生くらいから学童野球チーム「市之瀬」で野球を始めます。5年生の時には90kgあったと思われる稲垣啓太選手は、子供の中に一人大人が混ざっているようだったと当時の指導者は語ります。

ポジションは主にファーストかキャッチャー。肩が強く、監督はピッチャーをやらせてみたいと考えたこともあったそうですが、稲垣啓太選手が投げるボールがあまりにも速く重いため、チームメイトの中に捕れる子がおらず断念したそうです。打球の飛距離もずば抜けていて、「市之瀬に稲垣というとんでもない選手がいる」と近隣では有名でした。

小学5年生でバイクを跳ね飛ばす

小学校卒業の頃には体重100kgを超えていたという稲垣啓太選手は、もちろん食欲も旺盛。母親が大好物のカレーを寸胴鍋に20人前くらい作ると、それが一晩で空になったそうです。3兄弟の中でも末っ子の稲垣啓太選手が一番食べる量が多かったといいます。

そんな稲垣啓太選手、小学5年生の時に農道を歩いていると、後ろから時速30kmくらいで走ってきたバイクが稲垣啓太選手に衝突。普通の小学生なら大怪我のところ、吹っ飛ばされたのはバイクの方で、稲垣啓太選手は無傷だったそうです。

新潟市立新津第二中学校時代

中学校でもずば抜けて体が大きかった稲垣啓太選手、運動会の騎馬戦ではいつも騎馬の真ん中で、敵の騎馬は一度の突進で潰れたそうです。そのため、上に乗っている子は暇だったとか。また、棒倒しでも稲垣啓太選手が1人で敵の棒に飛びつくと、敵の棒が根元から倒れたといいます。

14歳でラグビーを始める

中学校でも野球を続けていた稲垣啓太選手ですが、兄が新潟工業高校でラグビーを始め、兄のパス練習に付き合ったことをきっかけに、14歳で新潟市ジュニアラグビースクールに入校しました。2006年1月には新潟県スクール選抜で全国ジュニア・ラグビーフットボール大会に出場しました。

新潟県立新潟工業高等学校時代

高校は兄と同じ新潟工業高校に進学。同校は県内ではラグビー強豪校として知られています。稲垣啓太選手は3年連続で全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園)に出場。1年生と2年生の時は1回戦敗退、3年生の時は2回戦敗退でした。そして、3年生の1月には高校日本代表にも選ばれています。

関東学院大学時代

大学はラグビー名門校の関東学院大学に進学。入学後すぐの6月にはIRB TOSHIBAジュニアワールドチャンピオンシップ2009のU-20日本代表に選ばれます。1年生、2年生、3年生の時に全国大学ラグビーフットボール選手権大会に出場。4年生の時には主将に就任するも、関東リーグで7敗を喫し、同校としては31季ぶりの2部降格となりました。

埼玉パナソニックワイルドナイツ時代

大学卒業後はパナソニックワイルドナイツにプロ選手として加入。8月31日に行われたジャパンラグビートップリーグ第1節の近鉄ライナーズ戦で先発出場。これが公式戦初出場となりました。そして2013-2014シーズンの新人賞に選出されています。

日本代表初キャップは2014年11月15日、リポビタンDツアーのルーマニア戦。2015年8月にはラグビーワールドカップ2015の日本代表にも選出されています。

また、スーパーラグビーでは、2015年2月にレベルズに加入し、2016年12月にはサンウルブズに加入しました。

ラグビーワールドカップ2019での活躍

同大会では全5試合に出場。特にプールステージ第4戦のスコットランド戦では、日本代表では自身初となる勝ち越しトライを決め、日本代表初の決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。同大会での活躍がきっかけとなりテレビ出演が増え、「笑わない男」として大きな話題を呼びました。

ラグビーワールドカップ2023

3大会連続でラグビーワールドカップの日本代表に選出された稲垣啓太選手。今大会での目標について稲垣啓太選手は「僕にとって優勝以外に目標はない」と語っています。今大会、日本代表はプールDに属し、イングランド、アルゼンチン、サモア、チリと戦います。2023年8月14日時点での世界ランキングでは、日本は14位で、22位のチリ以外は全て日本よりもランキング上位となっています。まずは9月10日の初戦チリ戦で勝利をものにし、勢いづけてほしいものです。

まとめ

今回はラグビー日本代表のPR(プロップ)、稲垣啓太選手の経歴についてまとめてみました。小学校時代は断トツで足が遅かった少年が、今はラグビー日本代表として活躍しています。もし兄が高校でラグビーをしていなかったら、稲垣啓太選手もラグビーには出会っていなかったかもしれませんよね。運命って不思議です。今回のW杯では前回大会以上の活躍を期待しましょう。稲垣啓太選手の健闘を祈ります!

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