2022年8月末から男子バレーボール世界選手権が開催されます。世界一をかけた、熱い闘いから目が離せません。そこで今回は、バレー男子世界選手権にスポットを当て、大会の日程・開催地、出場国についてまとめました。さらに龍神 Nipponの注目選手をピックアップ。こちらを見て、世界選手権をより楽しんでください。
バレーボール男子世界選手権の日程・開催地は?
- 開催期間:2022年8月26日~9月11日
- 開催地:ポーランド・スロベニア
8月末から約2週間、熱い闘いが繰り広げられるバレーボール男子世界選手権。2018年に国際バレーボール連盟(FIVB)は、2022年のバレーボール世界選手権の開催地を「ロシア」と発表しました。しかし、ロシア軍によるウクライナ侵略の影響で開催地の変更をすべきとの声が寄せられ、さらにはポーランド、フランス、スロベニア、オランダの4カ国は、ロシアで開催された場合、出場辞退すると申告。これを受けて、国際バレーボール連盟は開催地の変更を発表し、4月15日にポーランド・スロベニアの2カ国で開催されることが決定しました。
バレーボール男子世界選手権の出場国一覧
世界選手権の出場国は、全24カ国です。4カ国ずつA~Fの6つのグループに振り分け、第一ラウンドを戦います。さっそく出場国をみていきましょう。※( )内は、国際バレーボール連盟の世界ランキングです。
プールA
- VFR (3位) 【※VFR=ロシアバレーボール連盟】
- セルビア (9位)
- チュニジア (14位)
- プエルトリコ (24位)
プールB
- ブラジル (1位)
- 日本 (11位)
- キューバ (13位)
- カタール (20位)
プールC
- ポーランド (2位)
- アメリカ合衆国 (7位)
- メキシコ (17位)
- ブルガリア (21位)
プールD
- フランス (4位)
- スロベニア (8位)
- ドイツ (16位)
- カメルーン (25位)
プールE
- イタリア (5位)
- カナダ (12位)
- トルコ (18位)
- 中国 (22位)
プールF
- アルゼンチン (6位)
- イラン (10位)
- オランダ (15位)
- エジプト (19位)
最終ラウンドはプールA~Fの上位2カ国と、各組3位のうち成績上位4カ国の計16カ国が進出。16カ国がトーナメント方式で金メダルを争います。日本は、世界ランキング1位の強豪国・ブラジルと同じプールB。どんな闘いをみせてくれるのでしょうか。最終ラウンドに進出し、メダルを獲得してほしいですね!
バレーボール男子世界選手権の注目選手たち
バレーボール男子日本代表チーム「龍神 Nippon」の注目選手をご紹介します。
石川祐希 選手
まずは、龍神 Nipponには欠かせない主将・石川祐希選手です。
- 名前:石川祐希 (いしかわゆうき)
- 生年月日:1995年12月11日
- 出身:愛知県岡崎市
- 身長:192cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 所属:パワーバレー・ミラノ(イタリア)
バレーの強豪校・星城高校出身。高校時代はエースとして、2年連続で高校総体・国体・全日本高校選手権の3冠を達成しました。その後、中央大学に進学。在学中に日本代表に選抜され、イタリアの1部リーグと契約。2014年から日本代表として数々の功績を残してきました。
高橋藍 選手
続いて、国内外から人気が高い龍神 Nipponの期待の星・高橋藍選手です。
- 名前:高橋藍 (たかはしらん)
- 生年月日:2001年9月2日
- 出身:京都府京都市
- 身長:188cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 所属:パッラヴォーロ・パドヴァ(イタリア)
東山高等学校ではキャプテン務め、京都代表として全日本高校選手権で優勝。さらに最優秀賞を受賞しました。その後、日本体育大学に進学し、インカレで準優勝を果たしました。現在は、イタリアのクラブチームに所属。昨年はスタメンで試合に出場し、ベストスコアラーに輝くなどの活躍をみせています。
山内晶大 選手
最後にご紹介するのは、龍神 Nippon1番の高身長・山内晶大選手です。
- 名前:山内晶大 (やまうちあきひろ)
- 生年月日:1993年11月30日
- 出身:愛知県名古屋市
- 身長:204cm
- ポジション:ミドルブロッカー
- 所属:パナソニックパンサーズ
小・中学校ではバスケットボールに打ち込み、高校生からバレーを始めました。めきめきと成長して、わずか5年で日本代表に選抜。現在は、パナソニックパンサーズでキャプテンを任され、V1ベスト6に導きました。204メートルの高身長から織り成す、高速スパイクが魅力です。
まとめ
本記事では、8月に開催される男子バレーボール世界選手権の日程・開催地や出場国をまとめ、今大会大注目の龍神 Nipponから石川祐希選手や高橋藍選手、山内晶大選手をご紹介しました。東京オリンピックで7位になった龍神 Nippon。世界選手権では、どんな快進撃をみせてくれるのか楽しみですね。メダル獲得を目指し、一緒に応援しましょう!