W杯最多得点獲得!フランス代表・ムバッペのプロフィールと経歴

W杯最多得点獲得!フランス代表・ムバッペのプロフィールと経歴

アルゼンチン代表が36年ぶり3回目の優勝を果たし、モロッコ代表がアフリカ代表として初めてベスト4入りをするなど、様々な歴史が刻まれたワールドカップ2022カタール大会。

この大会で主役となったのは、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手とフランス代表のキリアン・ムバッペ選手です。23歳の若きスターはその怪物ぶりを発揮し、決勝戦ではハットトリックを達成するなど、大会得点王に輝きました。

そこで今回は、サッカーフランス代表のムバッペ選手について、プロフィールと経歴についてご紹介します。

目次

キリアン・ムバッペのプロフィール

まずは、ムバッペ選手のプロフィールをまとめていきます。

 

  • 名前:キリアン・ムバッペ・ロタン(Kylian Mbappé Lottin)
  • 生年月日:1998年12月20日(24歳)
  • 国籍:フランス
  • 出身地:セーヌ=サン=ドニ県ボンディ
  • 身長:178㎝
  • 体重:73㎏
  • 利き足:右足

カメルーン出身の父と、アルジェリア系フランス人でハンドボール選手の母の間に誕生したムバッペ選手。少年時代には、ティエリ・アンリ選手などを輩出したフランスの育成の名門・クレールフォンテーヌ国立研究所に入学します。その頃から才能は知られており、2012年に14歳で自身が憧れと語るレアル・マドリードから練習に招待されています。

ムバッペ レアル」と検索すると移籍の噂がいくつも出てくるほど、チームとも相思相愛の状態ですが、現在所属するパリ・サンジェルマンへの愛着もあり、移籍は実現せずにいます。

プレースタイル

ムバッペ選手は、サッカー界随一とも評される圧倒的なスピードを誇り、圧倒的な爆発力で得点を量産するストライカーです。ある試合では、時速44.7キロを記録しました。

また、圧倒的なスピードだけでなく、高いインテリジェンスも兼ね備えています。パリ・サンジェルマンでのチームメイトであるブラジル代表のネイマール選手は「彼は知的で速いだけでなく、高いドリブル能力を持っている」と話しています。

それらに加えて、左右両足そん色なく、力強く鋭いシュートを放つことが可能で、高い得点力を支えています。

人物像

2022年10月にアメリカ『フォーブス』誌が公開した世界のサッカー選手長者番付で、ムバッペ選手は1位にランクイン。クラブからの給料だけでなく、スポンサー収入などから年収は1億2800万ドル(約186億円)と推計されています。

一方で、ムバッペ選手はその収入の多くを寄付をしているようです。2018年には入院生活をおくる子どもや、障がいのある子をスポーツを通して支援する団体にW杯で得た収益(推定5,700億円)のすべてを寄付。

また、2020年1月には家庭の経済状況や移民としてのルーツなど、さまざまな背景を持ちながらフランスで暮らす子どもたちが夢を追えるよう、成人になるまで支援することを目的とした自身の財団「Inspired by KM」を創設しています。

キリアン・ムバッペの経歴

続いて、ムバッペ選手の経歴を年毎にまとめていきます。ユース時代は、2010~2013年にボンディに所属していたムバッペ選手。2013年以降はモナコのユースチームに移籍し、2015年にプロデビューを果たしました。

モナコ時代(2015~2017年)

2015年

12月2日 カーン戦にて、途中出場でプロデビュー。

2016年

2月20日 トロワ戦にて、17歳26日でプロ初得点を記録(モナコでの最年少得点記録)。

UEFA U-19欧州選手権に出場し、5得点を記録。チームを優勝に導く。

2017年

3月26日 ワールドカップ・欧州予選のルクセンブルク戦で18歳95日で代表デビュー。

4月12日 チャンピオンズリーグ準々決勝のドルトムント戦で2ゴールを挙げ、CL決勝トーナメントにおける1試合複数得点の最年少記録を更新。

5月17日 サンテティエンヌ戦で決勝点となる先制点を挙げ、モナコに17季ぶりとなるリーグタイトルをもたらす。

パリ・サンジェルマン時代(2017年~)

2017年

8月31日 パリ・サンジェルマンへ2018年6月30日までの買取オプション付きでレンタル移籍。

10月29日 UEFAチャンピオンズリーグ第3節のアンデルレヒト戦で10代におけるCL最多得点を更新。

12月6日 CL第6節のバイエルン・ミュンヘン戦でCL通算10ゴール目を記録(18歳11ヶ月での二桁到達は史上最年少)。

2018年

ワールドカップ・ロシア大会のメンバーに選出。決勝のクロアチア戦では、4点目となるミドルシュートを決めフランスの優勝に大きく貢献(10代選手が決勝でゴールを決めたのはペレ氏以来2人目となる60年ぶり)。

11月3日 リール戦で45年ぶりとなる19歳でリーグ戦通算40得点を記録。

2019年

2月23日 ニーム・オリンピック戦でリーグ通算50得点に到達。

2019-20シーズンは、2年連続でリーグ得点王とフランス人最優秀選手をダブル受賞。

2020年

12月5日 モンペリエ戦で公式戦通算100ゴールを達成(クラブでの5人目)。

2022年

W杯カタール大会のメンバーに選出。アルゼンチン代表との決勝戦でハットトリックを達成(イングランド代表ジェフ・ハースト氏以来56年ぶり2人目の快挙)し、チームの準優勝に貢献。

最後に

今回は、若干24歳ながらすでにワールドカップ優勝・準優勝を経験し、順風満帆な選手生活を送っている、サッカーフランス代表のキリアン・ムバッペ選手についてまとめてきました。

サッカー選手の長者番付1位にも輝いており、その収入の多くを寄付するなど人間としても素晴らしい面を見せているムバッペ選手。これから円熟期を迎えるムバッペ選手がどこまでいくのか、楽しみですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次