相撲部屋の女将は超多忙?陰で力士を支えるおかみさんの仕事を徹底調査!

相撲部屋の女将は超多忙?陰で力士を支えるおかみさんの仕事を徹底調査!

数あるスポーツの中でも相撲は伝統と歴史のあるスポーツで、日本の国技とも呼ばれていますよね。大相撲の力士になるには、相撲部屋に入門し、大部屋での共同生活、そして厳しい稽古を乗り越える必要があります。現在相撲部屋は45部屋あり、それぞれの部屋に「親方」と「女将」が存在しますが、相撲部屋の縁の下の力持ちなのが女将です。部屋の力士が優勝した時も、逸ノ城のように力士が不祥事を起こした時も湊部屋 女将のように注目されるのは女将です。そこで今回は、知っているようで知らない相撲部屋 おかみさんの仕事について調べてみました!

目次

相撲部屋 おかみさんの仕事の数々!

共同生活を送る相撲部屋では、「親方=父親」「おかみさん=母親」というイメージがありますよね。普通、母親の仕事といえば、炊事、洗濯、掃除などですが、相撲部屋ではこれらの仕事は番付が低い力士が担当します。となると、相撲部屋 おかみさんの仕事はどのようなものがあるのでしょうか。

相撲部屋 おかみさんの仕事①相撲部屋の経営サポート

相撲部屋の経理や親方のスケジュール管理はおかみさんの仕事です。また、千秋楽の祝賀会や部屋主催のパーティーの招待状の発送から段取り、激励会など後援者と関わりがある事柄や行事の準備もおかみさんの大事な仕事となります。

相撲部屋 おかみさんの仕事②弟子の生活サポート

新しく入門してきた弟子の世話やお小遣いの管理、親方との仲介役、悩みがあれば相談にのるなど、親元を離れ毎日の厳しい稽古に耐える弟子の精神的サポートもおかみさんの重要な役割です。また、弟子の体調不良や怪我をした時には病院へ付き添うことや、稽古の厳しさに耐えられず逃げ出した弟子を迎えに行くのもおかみさんの役割です。

相撲部屋 おかみさんの仕事③渉外業務のサポート

後援者の名簿や差し入れの管理は親方とおかみさんで務めますが、全ての差し入れに対してお礼状を書くのはおかみさんの仕事です。また、後援者への挨拶やお中元、お歳暮の発送、番付発表後に後援者にそれを郵送したり、部屋の取材など広報の対応も相撲部屋 おかみさんの仕事です。

相撲部屋 おかみさんになった芸能人

高田みづえ(たかだ みづえ)

  • 生年月日:1960年6月23日
  • 年齢:63歳
  • 出身地:鹿児島県揖宿郡頴娃町(現・南九州市)
  • 血液型:A型
  • 職業:元歌手・タレント
  • 活動期間:1977年~1985年
  • 所属事務所:バーニングプロダクション(1985年まで)

1977年に「硝子坂」でアイドル歌手としてデビュー。同期には榊原郁恵さん、香坂みゆきさんらがいます。1980年の「私はピアノ」、1983年「そんなヒロシに騙されて」で2度のレコード大賞金賞を受賞。NHK紅白歌合戦は1977年に初出場し、1984年までの間に7回出場。また、「8時だョ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」などのバラエティ番組にも出演し、お茶の間の人気を博しました。1985年に、当時大関で同郷でもあった若嶋津と24歳で結婚し、1985年6月5日に出演した「夜のヒットスタジオ」を最後に芸能界を引退しました。1990年2月より松ヶ根部屋のおかみさんとなり、2021年の夫の定年まで相撲部屋を切り盛りしていました。

河野景子(こうの けいこ)

  • 生年月日:1964年11月12日
  • 年齢:59歳
  • 出身地:宮崎県宮崎市
  • 血液型:AB型
  • 職業:元フジテレビアナウンサー
  • 活動期間:1988年~現在
  • 所属事務所:株式会社ル・クール

上智大学外国語学部フランス語学科を卒業後、1988年4月にアナウンサーとしてフジテレビに入社。同期入社には有賀さつきさん、八木亜希子さんらがいました。「FNNモーニングコール」、「FNNスピーク」などでキャスターを担当し、報道番組・情報番組・バラエティ番組で活躍。また、1991年4月の「FNN World Uplink」の放送開始に伴い、特派員としてフランス・パリ支局に1年間駐在した経験もあります。1994年3月にフジテレビを退社後はフリーアナウンサーとして活動。そして1995年5月に当時横綱だった貴乃花と結婚。貴乃花が現役引退後は2002年~2018年に二子山部屋のおかみさんとなりましたが、2018年10月に貴乃花と離婚し相撲の世界からは離れました。

相撲部屋 おかみさんは大変な仕事!やりがいは何?

相撲部屋入門の年齢制限は中学校を卒業した15歳~22歳までとされており、まだあどけなさが残る少年時代から世話してきた力士が関取に昇進したり、大関や横綱になろうものなら計り知れない喜びなのではないでしょうか。松ヶ根部屋の女将だった高田みづえさんは「関取が誕生し部屋は活気付いたけど、『関取誕生』という夢を追いかけていた時代が一番楽しかった。たとえ関取になれなかったとしても、社会に出た時に人として男として立派に生きられるようになってほしいと思っています。多感な男の子たちとともに過ごし、生き生きとした気持ちでいられる。彼らから夢をもらいました」と語っています。

まとめ

今回は、相撲部屋の縁の下の力持ち、相撲部屋の女将の仕事についてまとめてみました。相撲部屋では基本、力士は稽古と身の回りのことだけに集中し、それ以外のことは全て女将の仕事になっているようですね。ただ、規模が小さい部屋の場合は、炊事、洗濯、掃除も女将が手伝っているのではないでしょうか。力士が部屋に留まるか辞めてしまうかは相撲部屋 おかみさんにかかっているようにも思えます。今後は優勝力士の部屋の女将はどんな方なんだろう?と考えて大相撲を観ると、また違った角度から相撲を楽しめるのではないかと思います!

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