【女子・水泳選手】大橋悠依の幼少期からのプロフィールや経歴        

【女子・水泳選手】大橋悠依の幼少期からのプロフィールや経歴    

2021年開催の東京オリンピック・女子200m、400m個人メドレーで2つの金メダルを獲得した女子競泳・大橋悠依選手。

大橋悠依選手は、2023年7月14日より22年ぶりに日本で開催される世界水泳福岡2023の日本代表選手でもあります。

そこで今回は、東京オリンピックで世界の頂点に輝いた大橋悠依選手のプロフィールや幼少期からの経歴をまとめました!

目次

大橋悠依(おおはし ゆい)選手のプロフィール

  • 生年月日:1995年10月18日
  • 年齢:27歳
  • 出身地:滋賀県彦根市
  • 身長:174cm
  • 血液型:B型
  • 出身校:東洋大学
  • 所属:イトマン東進
  • 競技種目:個人メドレー

大橋悠依選手の経歴

三姉妹の末っ子として誕生した大橋悠依選手。幼い頃は4歳上の長女・芽依さん、3歳上の次女・亜依さんにいつもひっついていたそうです。

生後11カ月頃、当時マンションの3階に住んでいましたが、姉二人が8階の屋上まで階段を上っていくと、まだ歩けない大橋悠依選手は四つん這いで階段を上り、屋上までついていったとのこと。そのことについて父親は「昔から負けん気が強く根気強い性格だった」と話しています。

そんな大橋悠依選手は姉の影響で幼稚園の頃に水泳を始めます。

彦根市立佐和山小学校時代

幼少期は身体が弱く、姉が風邪をひくと必ずもらい、一人だけ肺炎になり何度も入院を経験。また、卵や甲殻類アレルギーもあるため、家族とは別の食事内容になることも多かったそうです。

今の大橋悠依選手の泳ぎの基礎になっているのは、小学3年生から高校卒業まで通っていた彦根イトマンスイミングスクールでの指導だといいます。

小学生の頃から全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会には出場していましたが、小学5年生の時の50mバタフライで21位、6年生の時の50m背泳ぎで27位が最高位で、「全国トップレベル」というわけではなかったようです。

彦根市立東中学校時代

2年生で出場した全国中学校水泳競技大会では、200m個人メドレーで11位。

また、3年生の時に出場した全国中学では、200m背泳ぎで2位、200m個人メドレーで3位となり、JOCジュニアオリンピックカップ(夏・13〜14歳)では、200m個人メドレーで優勝を果たしました。

滋賀県立草津東高等学校時代

同校の水泳部はスイミングスクールに通いながら部活に所属している生徒と、学校の水泳部のみで活動する生徒が混在しており、県内では水泳の強豪のようです。

高校時代、水泳部として出場した大会の成績は下記の通りです。

学年大会名種目結果
1年生(2011年)山口国体100m背泳ぎ3位
200m個人メドレー4位
2年生(2012年)新潟インターハイ200m個人メドレー3位
岐阜国体400m個人メドレー6位
3年生(2013年)長崎インターハイ200m個人メドレー3位
400m個人メドレー5位
東京国体400m個人メドレー5位

また、3年生の時に出場した全国JOC夏季大会では200m個人メドレーで優勝し、全国JOC春季大会でも200m個人メドレーで優勝を飾っています。

東洋大学時代

大学は、東京オリンピック競泳日本代表ヘッドコーチでもある平井伯昌さん率いる東洋大学水泳部に進みます。同校の卒業生には、リオデジャネイロ五輪男子400m個人メドレー金メダリストである萩野公介さんや、男子200m平泳ぎ元世界記録保持者の山口観弘さんなどがいます。

大学入学後は膝の故障や貧血に悩まされ、思うように記録が伸びず、大学2年生の時に出場した日本選手権では最下位の40位に終わりました。

重度の貧血が発覚してからは、母親の協力のもと食生活を見直し、体質改善を図ったそうです。当時、大橋悠依選手は都内の大学寮に入っていましたが、母親がアサリやひじきなど鉄分の多い食材を使った料理を作り、それを冷凍して大学寮に送っていました。

そして2016年9月、大学3年生で出場した日本学生選手権水泳競技大会では、200m個人メドレーで大会新記録を叩き出し優勝。400m個人メドレーも制し、見事2冠を達成しました。

大学4年生の時には、日本選手権400m個人メドレーで当時の日本記録をマークし、200m個人メドレーでも優勝。2冠に輝きました。また、自身初出場となった世界選手権では、200m個人メドレーで日本記録を樹立し、銀メダルを手にしました。

大学卒業後

大学卒業後は株式会社ナガセに入社。同社はイトマンスイミングスクール、東進ハイスクール、四谷大塚、早稲田塾などを展開する民間最大規模の教育機関で、イトマンスイミングスクール所属の競泳選手の多くが同社に入社しています。

大学卒業後の主な成績は下記の通りです。

開催年大会名種目結果
2018年日本選手権200m自由形2位
200m個人メドレー優勝
400m個人メドレー優勝
パンパシフィック選手権200m個人メドレー優勝
400m個人メドレー優勝
アジア競技大会200m個人メドレー優勝
400m個人メドレー優勝
FINA競泳ワールドカップ400m個人メドレー2位
2019年日本選手権200m個人メドレー優勝
400m個人メドレー優勝
200mバタフライ2位
世界選手権400m個人メドレー3位

2021年8月東京オリンピックで2冠を達成

まずは7月25日に行われた400m個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依選手。同種目でのメダル獲得は、2000年シドニー五輪銀メダリストの田島寧子さん以来、21年ぶりとなりました。また、滋賀県出身者初となる、個人競技での金メダル獲得となりました。

そして後日行われた200m個人メドレーでも金メダルを手にし、世界の大舞台で2冠を達成しました。

夏季オリンピックでは、日本人女子選手として初めて同一大会で2つの金メダルを獲りました。

現在、200m個人メドレーと400m個人メドレーの日本記録保持者である大橋悠依選手は、先日行われた日本選手権で世界選手権の派遣標準記録を突破。7月に福岡で開催される世界水泳日本代表に内定しています。

まとめ

今回は、2023年世界水泳福岡の日本代表メンバーで、東京五輪で2冠に輝いた大橋悠依選手のプロフィールや経歴についてまとめてみました。

大橋悠依選手の世界大会初出場は大学4年生の時の世界選手権で、そんな大橋悠依選手は「遅咲きの選手」と言っても良いのではないでしょうか。

母国・日本での開催となる今回の世界水泳で、また表彰台の一番高いところで笑う大橋悠依選手が見たいです。今大会での活躍を楽しみにしています!

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