日本バレーボール界で活躍する兄妹・姉妹と言えば、男子日本代表のキャプテン・石川祐希選手と女子日本代表の石川真佑選手、女子日本代表の宮部藍梨選手と宮部愛芽世選手ではないでしょうか。宮部愛芽世選手は2023年9月に行われたワールドカップバレー2023のメンバーではなかったものの、過去には日本代表入りし、次世代を担う期待の若手選手として注目を集めています。そこで今回は、東海大学女子バレーボール部に所属する宮部愛芽世選手のプロフィールや経歴を調べてみました!
宮部愛芽世(みやべ あめぜ)選手のプロフィール
- 生年月日:2001年10月12日
- 年齢:21歳
- 出身地:兵庫県
- 身長:173cm
- 血液型:不明
- 出身校:東海大学体育学部競技スポーツ学科在学中
- 所属:東海大学女子バレーボール部
- ポジション:アウトサイドヒッター(OH)
宮部愛芽世選手の経歴
ナイジェリア人の父親と日本人の母親を持つ宮部愛芽世選手。バレーボール女子日本代表の宮部藍梨選手は実姉で、2022年世界選手権では姉妹揃って火の鳥NIPPON(日本代表)に選出されました。
尼崎市立金楽寺小学校時代
宮部愛芽世選手がバレーボールを始めた時期については確かな情報がありませんが、中学は姉と同様、バレーボール強豪校の金蘭会中学校に進みますので、小学生でバレーボールを始めたと考えられます。姉・宮部藍梨選手は小学3年生からバレーボール競技を始めたので、恐らく宮部愛芽世選手も同じくらいの年齢で始めているのではないでしょうか。
金蘭会中学校時代
中学は大阪府のバレーボール強豪校である金蘭会中学校に進学。宮部愛芽世選手は中学時代から脚光を浴びていました。宮部愛芽世選手が在学中の2014年と2016年に同校は全日本中学校選手権大会で優勝しています。
また、卒業間際の2017年3月に、第11回アジアユース選手権のためのU-18日本代表メンバーに選ばれ、チームは優勝を飾りました。
金蘭会高等学校時代
高校は姉・宮部藍梨選手と同様、そのまま金蘭会高等学校に進み、「スーパールーキー」と注目を集めました。高校1年生の8月に開催された第15回世界ユース選手権のためのU-18日本代表メンバーに選出されています。春高バレーこと、全日本バレーボール高等学校選手権大会では1年生からスタメン出場し、1年生と2年生の時に優勝し2連覇達成。3年生の時には史上3校目となる3連覇を狙うも、惜しくも東九州龍谷高等学校に敗れ、ベスト4という結果に終わりました。
高校3年生の2019年、バレーボール女子日本代表登録メンバーに選出され、同年のU-20日本代表にも選ばれました。第20回女子U20世界選手権に出場し、日本代表チームは決勝でイタリアを破り、見事初優勝を飾りました。
東海大学時代
高校卒業後はVリーグには進まずに、大学女子バレーの強豪校である東海大学に進学。2021年、2年生の時には全日本インカレで優勝を経験しています。この時、宮部愛芽世選手はベストスコアラー賞とスパイク賞の2つの個人賞も獲得しました。
2022年、3年生の時には姉と揃って2022年バレーボール女子世界選手権のメンバー14名に選出され話題となりました。2023年、4年生の時にはV・サマーリーグ女子西部大会にバレーボール女子ユニバ日本代表として出場。チームを優勝へと導き、最優秀選手賞を受賞しました。そして、2023年7月28日より開催されたFISUワールドユニバーシティゲームズのユニバーシアード日本代表に選出されています。
まとめ
今回は、2023年ユニバーシアード日本代表で東海大学女子バレーボール部所属の宮部愛芽世選手についてまとめてみました。現在大学4年生の宮部愛芽世選手ですが、最後の全日本インカレや卒業後の進路、また、パリ五輪への出場等、今後も注目され続けるのではないでしょうか。姉妹揃ってのパリオリンピック出場に期待です。宮部愛芽世選手のご活躍を応援しています!