【女子テニス】土居美咲の幼少期からのプロフィールや経歴 

【女子テニス】土居美咲の幼少期からのプロフィールや経歴 

日本の女子プロテニス選手で、2023年4月16日現在の世界ランキングでは318位の土居美咲選手。

高校1年生の時には全日本18歳以下女子シングルスの年間ランキングで3位を記録するなど、早くからジュニアの国内トップ選手の一人として活躍してきました。

今回は、そんな土居美咲選手の幼少期からのプロフィールや経歴についてまとめてみました!

目次

土居美咲(どい みさき)選手のプロフィール

  • 生年月日:1991年4月29日
  • 年齢:31歳
  • 出身地:千葉県大網白里市
  • 身長:159cm
  • 体重:55kg
  • 血液型:AB型
  • 出身校:駿台甲英高等学校
  • 所属:ミキハウス

土居美咲選手の経歴

大網白里市立瑞穂小学校時代

テニスをしていた両親の影響で、6歳の時にテニスを始め、週1~2回アポロコーストテニスクラブに通うようになります。小学校中学年頃になると試合の楽しさも分かり、テニスがますます楽しくなりました。

大網白里市立大網中学校時代

中学校入学後は、練習回数が週6回に増え、2005年に出場した全国選抜ジュニア14歳以下シングルスで初めて優勝を経験しました。

中学時代には、2004年と2006年の全国中学生テニス選手権大会でベスト4に進出。ITFジュニアサーキットの転戦も開始します。

駿台甲英高等学校時代

高校はテニスを第一に考え、通信制のある駿台甲英高等学校へ進学。2007年にはジャパンオープンJr.のシングルスで準優勝を果たします。

ジュニア時代は特に奈良くるみ選手と組んだダブルスで好成績を残し、2007年のウィンブルドンJr.で準優勝、2007年の全米オープンと2008年ウィンブルドンJr.ではベスト4入りを果たしています。また、2008年の全豪オープンJr.ではエレナ・ボグダン選手と組み準優勝しています。

2008年からは本格的にシニアのITFサーキット大会にも出場するようになり、7月の宮崎国際女子チャレンジャーでは優勝を飾りました。

そして2008年12月、17歳8カ月でプロ転向を果たします。

プロ転向後

2009年

1年目は国内サーキット大会をメインに転戦し、シングルスで優勝2回、準優勝2回、ダブルスで準優勝1回の好成績を収めます。

10月にはジャパン女子オープンのシングルスでWTAツアー予選に初挑戦するも、予選2回戦で敗退。11月の全日本テニス選手権シングルスでは、ベスト8進出を果たしました。

これらの活躍により、世界ランキングは613位から199位まで急上昇し、プロ1年目で国内トップ10選手の仲間入りを果たしました。

開催月大会名結果
3月ITF1万ドル/甲府優勝
7月ITF1万ドル/昭和の森優勝

2010年

プロ2年目からは本格的に国外の大会にも参戦し、全豪オープンではグランドスラムの予選に初挑戦。その後はサーキット大会を転戦し、シングルスで準優勝1回、ダブルスでは3週連続準優勝の他、5月の福岡国際では優勝を飾りました。

全仏オープンでは予選を勝ち上がり、自身初の4大大会本戦、WTAツアーでの本戦初出場を決めました。

開催月大会名結果
5月全仏オープン1回戦
11月全日本テニス選手権優勝
11月ITF7万5千ドル/ダンロップワールドチャレンジ優勝

2011年

ウィンブルドンでは2度目のグランドスラムの予選を突破し、4大大会本戦で初勝利を収めた他、グランドスラムでは初となる3回戦進出を記録しました。7月には出身地である大網白里町から特別顕彰の授与が決まります。

開催月大会名結果
6月ウィンブルドンベスト32
8月全米オープン1回戦
10月HPジャパン女子オープンベスト16

2012年

エイゴン・クラシックでは、2回戦で第1シードに勝利。WTAツアー初のベスト8進出を果たします。また、10月のHPジャパン女子オープンでは、WTAツアー初のベスト4進出を記録しました。

開催月大会名結果
6月ウィンブルドン1回戦
6月エイゴン・クラシックベスト8
10月HPジャパン女子オープンベスト4

2013年

全豪オープンではペトラ・マルティッチ選手を下し初の初戦突破を果たすも、2回戦で第2シードのマリア・シャラポワ選手に0-6、0-6で敗れました。

開催月大会名結果
1月全豪オープン2回戦
5月ストラスブール国際ベスト8
5月全仏オープン1回戦
6月ウィンブルドン1回戦
8月全米オープン1回戦
10月HPジャパン女子オープンベスト8

2014年

7月にトルコで開催されたイスタンブール・カップでは、エリナ・スビトリナ選手と組んだダブルスでWTAツアー初優勝を遂げました。

開催月大会名結果
1月全豪オープン1回戦
4月ITF5万ドル/ソウル優勝
5月全仏オープン1回戦
6月ウィンブルドン2回戦
8月全米オープン1回戦

2015年

このシーズンはWTAツアーを中心に転戦。全米オープンでは、自身初の2回戦進出を果たします。

10月のルクセンブルク・オープンでは、次々とシード選手を倒し、決勝に進出。決勝ではモナ・バルテル選手をフルセットの末に破り、WTAツアーのシングルスで初優勝を飾りました。

開催月大会名結果
1月ITF5万ドル/香港優勝
2月パタヤ・オープンベスト8
5月ニュルンベルガー・カップベスト8
5月全仏オープン2回戦
6月ウィンブルドン1回戦
8月全米オープン2回戦
10月ルクセンブルク・オープン優勝

2016年

3月のチャンレジャー大会であるサン・アントニオ・オープンでは優勝。また、5月のBNLイタリア国際ではベスト8を記録し、世界ランキングを38位に更新しました。

ウィンブルドンでは、2回戦で第15シードを破り、続く3回戦も勝利し自身初の4回戦進出を果たします。全米オープンは、第30シードで出場。自身初となる4大大会でのシードを獲得しました。

開催月大会名結果
1月全豪オープン1回戦
2月台湾オープン準優勝
3月サン・アントニオ・オープン優勝
5月BNLイタリア国際ベスト8
5月全仏オープン1回戦
6月ウィンブルドンベスト16
7月バンクオブザウエスト・クラシックベスト8
8月リオデジャネイロオリンピック2回戦
8月全米オープン1回戦

2017年

2016年シーズンは世界トップ30入りも果たしましたが、その頃から「負けたくない」という気持ちが強くなり、自身の持ち味である「向かっていくテニス」ができなくなりました。そして、9月のジャパンウイメンズオープンでの初戦敗退をきっかけに休養を申し出ます。

その間、3週間ラケットを握らず、2カ月程ツアーを離れることに。しかし復帰後も心技体が嚙み合わず、勝利から遠ざかる日々が続きました。

開催月大会名結果
1月全豪オープン1回戦
1月台湾オープンベスト8
5月ニュルンベルガー・カップベスト4
5月全仏オープン1回戦
7月ウィンブルドン1回戦
8月全米オープン1回戦

2018年

2018年6月の世界ランキングでは自己最低となる328位を記録します。

徐々に精神が安定し、本来のプレーを取り戻してきた土居美咲選手は、8月のITF10万ドル大会では予選から出場しての優勝となりました。

開催月大会名結果
6月ITF2万5千ドル/甲府優勝
8月ITF10万ドル/バンクーバー優勝

2019年

全豪オープンでは2年ぶりの本戦出場を果たします。7月のスウェーデン・オープンではシングルス、ダブルスともに優勝。そして、9月の花キューピットオープンでは、シングルスで準優勝、ダブルスで優勝を決めました。

開催月大会名結果
1月全豪オープン1回戦
5月全仏オープン1回戦
7月スウェーデン・オープン優勝
8月全米オープン1回戦
9月花キューピットオープン準優勝
9月東レパンパシフィックオープンベスト8

2020年

全米オープンの1回戦では、第4シードの大坂なおみ選手と対戦。グランドスラムでの日本人女子選手同士の対決はこれまでに20回で、全米オープンでは26年ぶりとなる日本人対決となりました。

開催月大会名結果
1月全豪オープン1回戦
3月インディアンウェルズ・チャレンジャー準優勝
8月全米オープン1回戦
9月全仏オープン1回戦

2021年

2度目のオリンピック出場となった東京オリンピックでは、シングルス2回戦で第9シードのベリンダ・ベンチッチ選手に敗れました。

開催月大会名結果
1月全豪オープン1回戦
5月全仏オープン1回戦
6月ウインブルドン1回戦
7月東京オリンピック2回戦
8月全米オープン2回戦
10月ITF8万ドル/タイラー優勝

2022年

2015年からツアーコーチを務めていたクリスチャン・ザハルカさんと2022年7月に決別します。

WTAツアーを主戦場にしてきた土居美咲選手ですが、ポイントを稼ぐために、11月にはITF6万ドル大会である安藤証券オープンにも出場しました。

開催月大会名結果
1月アデレード国際1ベスト4
1月全豪オープン1回戦
5月全仏オープン1回戦
6月ウィンブルドン1回戦

2023年

1月の全豪オープンは、予選2回戦で負傷のため棄権。約7週間ぶりの復帰戦となったITFツアーのPBI-CSE ITF 25K OPEN(インド)では、シングルスで準優勝しています。

土居美咲選手はこれまでにWTAツアーでシングルス1勝、ダブルス2勝のツアー通算3勝を挙げています。

まとめ

今回は、女子プロテニスプレーヤー・土居美咲選手の幼少期からのプロフィールや経歴についてまとめてみました。

ジュニア時代に共に数々の好成績を残してきた奈良くるみ選手が2022年9月に引退しましたね。あるインタビューで土居美咲選手は、「私もあと何年できるか分からない。くるみの引退もあったし、色々思うこともある。」と語っていました。

32歳を迎える今シーズン、是非グランドスラム本戦での1勝を手にしてほしいものですね。土居美咲選手の今シーズンの活躍に注目です!

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