【ゴルフ女子】稲見萌寧選手の幼少期からのプロフィールや経歴 

【ゴルフ女子】稲見萌寧選手の幼少期からのプロフィールや経歴

22歳だった2020-21年シーズンに賞金女王に輝き、現在はツアー通算12勝を記録している女子プロゴルファーの稲見萌寧選手。

米国女子ツアーに参戦する同年代の選手が多い中、稲見萌寧選手は現在も日本を主戦場としています。その理由は、ツアー通算30勝した者に与えられる「永久シード獲得」という目標があるからだそうです。

そこで今回は、日本国内で活躍を続ける稲見萌寧選手の幼少期からのプロフィールや経歴についてまとめてみました!

目次

稲見萌寧(いなみ もね)選手のプロフィール

  • 生年月日:1999年7月29日
  • 年齢:23歳
  • 出身地:東京都豊島区
  • 身長:166cm
  • 体重:58kg
  • 血液型:A型
  • 出身校:日本ウェルネススポーツ大学
  • 所属:Rakuten

稲見萌寧選手の経歴

豊島区立池袋第二小学校時代

池袋という大都会で育った稲見萌寧選手は、子供の頃は毎日公園で鬼ごっこやかくれんぼをして、日没後にはサンシャインや東急ハンズに遊びに行っていたそうです。

そんな稲見萌寧選手が初めてクラブを握ったのは10歳の時。父親と一緒にゴルフを始めました。最初から空振りすることもなく、ボールはちゃんと飛んでいたといいます。それから1カ月後にはプロを目指すと決意。

小学6年生の時には、より良いゴルフ環境を求めて千葉県にマンションを借り、週末には10時間ボールを打つという生活を始めます。北谷津ゴルフガーデンを拠点にし、篠崎紀夫プロに師事しました。

小学生時代には、2012年の関東小学生ゴルフ大会で優勝を飾りました。

世田谷区立東深沢中学校時代

中学校進学後も週末は北谷津ゴルフガーデンで練習に励みます。2014年には関東中学校ゴルフ選手権春季大会で優勝しています。また、同年の日本女子アマチュアゴルフ選手権競技では、初出場にしてベスト8の快挙を成し遂げました。

日本ウェルネス高等学校時代

高校は通信制の日本ウェルネス高等学校に進学。同校にはゴルフ部があり、毎日ゴルフコースをラウンド、ゴルフに打ち込める充実した練習環境が整っています。

高校時代は、2015年に出場した東日本女子パブリックアマチュアゴルフ選手権で優勝。2017年の愛顔つなぐえひめ国体では、個人で優勝を果たしました。

また、2016年前期・後期と2017年にJGAナショナルチーム入りをした稲見萌寧選手。2016年のネイバーズトロフィーチーム選手権とトヨタジュニアゴルフワールドカップに出場。また、10月の日本女子オープンゴルフ選手権では47位タイという成績を収めました。

アマチュア時代にはプロの試合にも多数参戦。2015年5月の中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンから2017年10月の樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントまで、アマチュアとして歴代4位タイとなるJLPGAツアー9試合連続予選通過を果たしました。

高校卒業後の2018年にJLPGA最終プロテストに進出して初挑戦で合格を果たし、JLPGA90期生となります。

プロ転向後

2018シーズン

プロ転向と同時に日本ウェルネススポーツ大学にも入学。プロ1年目はレギュラーツアー3試合に出場しました。このシーズンの最高位は、8月のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントの17位タイでした。

2019シーズン

QTランキングは103位でしたが、第1回リランキングでは僅か7試合のJLPGAツアー出場にも関わらず14位となり、ツアー中盤戦の出場資格を獲得します。そして、7月のセンチュリー21レディスゴルフトーナメントではツアー初優勝を果たしました。最終的には年間獲得賞金13位となり、自身初のシード権を獲得します。

また、このシーズンは歴代1位となるパーオン率(78.2079)を記録。12月には日本ゴルフトーナメント振興協会よりルーキー・オブ・ザ・イヤーとJLPGAアワードの新人賞も受賞しました。

2020-21シーズン

2021-22シーズンは多数の好成績を残していますので、下記一覧表にまとめました。ツアー4勝目となったヤマハレディースオープン葛城では、18番ホールのバーディーで逆転優勝し、トーナメントレコードも更新しました。

ツアー7勝目となった中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンでは、初日にJLPGAツアー最多となる1ラウンド13バーディーを奪うと、18ホール最小ストローク数61とツアータイ記録となる11アンダーのスコアで首位に立ち、最終日まで首位をキープし優勝。

僅か数カ月で世界ランキングが急上昇した稲見萌寧選手は、東京オリンピックゴルフ日本代表選手に選出されました。

その東京五輪では、日本人選手では男女通じて初となるゴルフ競技での銀メダルを獲得。この結果により、日本女子プロゴルフ協会より報奨金と5年間のJLPGAツアーシード権が与えられることになりました。

ニトリレディスゴルフトーナメントでは、通算8勝目を挙げましたが、シーズンの7勝目でもあり、1シーズン7勝以上は史上4人目となる快挙となりました。

第54回日本女子プロゴルフ選手権大会では国内メジャー大会初制覇を果たしました。

そして、第37回伊藤園レディスゴルフトーナメントでは、日本人選手史上2人目となるシーズン9勝目を挙げるとともに、ツアー通算10勝目を記録。これは宮里藍さんの20歳105日に次ぐ年少2位での二桁勝利達成を果たしました。

国内女子賞金ランキングでは1位、メルセデスランキングでは2位という素晴らしい活躍を見せました。

開催月大会名スコア成績
2020年10月スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント−5 (139)優勝
2021年3月明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント−6 (210)優勝
2021年4月ヤマハレディースオープン葛城−12 (276)優勝
2021年4月富士フイルム・スタジオアリス女子オープン−5 (211)優勝
2021年4月39th フジサンケイレディスクラシック−12(201)優勝
2021年5月中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン−15 (129)優勝
2021年8月東京2020オリンピック競技大会−16 (268)銀メダル
2021年8月ニトリレディスゴルフトーナメント−16 (274)優勝
2021年9月第54回日本女子プロゴルフ選手権大会−19(269)優勝
2021年11月第37回伊藤園レディスゴルフトーナメント−17(199)優勝

2022シーズン

3月に日本ウェルネススポーツ大学を卒業した稲見萌寧選手。昨シーズン終盤に発症した腰痛の影響などもあり、このシーズンは出遅れます。

6月のリシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント2022でシーズン初優勝を飾り、ツアー通算11勝目を記録しました。その後は8月のニトリレディスゴルフトーナメントで優勝。ツアー通算12勝目を挙げます。

このシーズンは、国内女子賞金ランキング3位、メルセデスランキング3位でシーズンを終えました。

2023シーズン

今季は既にJLPGAツアー3戦を戦い終わっていますが、最高が2位タイとまだ優勝はありません。

3月24日開幕のアクサレディスゴルフトーナメントでは、生涯賞金5億円突破に挑戦する稲見萌寧選手。今シーズン初優勝に期待です。

まとめ

今回は、女子プロゴルファー・稲見萌寧選手の幼少期からのプロフィールや経歴についてまとめてみました。

稲見萌寧選手が目標とする永久シード獲得にはあと18勝が必要になりますが、2020-21シーズンには1シーズンで9勝を挙げた稲見萌寧選手なら、そう遠くないうちに達成できそうな気がしますよね。

稲見萌寧選手の今季の活躍に期待しています!

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