野球部の名門、岩手県の花巻東高等学校。メジャーリーガーである大谷翔平選手と菊池雄星選手も排出していますよ。
今回は花巻東高校野球部出身の選手について紹介します。
菊池雄星
最初に紹介するのは、現在トロント・ブルージェイズで活躍している菊池雄星選手です。花巻東出身のプロ野球選手の中では代表的存在でもあり、大谷翔平選手が花巻東へ進学したのも、菊池雄星選手の甲子園での活躍があったからだそうですよ。
2009年のセンバツでチームを岩手県勢初の決勝進出に導き、夏の甲子園でも活躍。同年のドラフトで6球団競合の末、西武ライオンズに入団すると、2017年には最多勝を獲得しました。昨シーズンはメジャーで二桁勝利の活躍、ポストシーズンでも登板しましたよ。
大谷翔平
続いて紹介するのは、現在ロサンゼルス・ドジャースで活躍している大谷翔平選手です。メジャーでMVP、本塁打王を獲得するなど、その活躍っぷりは説明不要!NPBでも北海道日本ハムファイターズで投手三冠やシーズンMVPを獲得しています。
花巻東時代には「みちのくのダルビッシュ」と呼ばれ、3年時にはアマチュア史上初の160キロも記録しました。甲子園は2年夏、3年春に出場、投手としても打者としても躍動しましたよ。
松本遼大
ここからはNPBの現役プレイヤーを紹介します。現在NPBで活躍している花巻東出身の選手は二人。その内の一人が、北海道日本ハムファイターズ所属の松本遼大選手です。
187cmの長身から角度のあるストレートを投げる投手で、奪三振能力に優れます。花巻東では1年秋からベンチ入りし、後にエース格へと成長していきました。
2020年のドラフトで、高卒ながら育成ドラフト1位でファイターズに指名され、入団。同チーム初の高卒育成指名選手としてプロの道へ進みました。現在も支配下を目指して奮闘中です。
西舘勇陽
続いて紹介するのは、西舘勇陽選手です。花巻東から中央大学へと進み、2023年のドラフトを経てプロ入りしたばかりの選手ですよ。指名順位は1位、それも読売ジャイアンツとファイターズの競合を経て、ジャイアンツに入団しています。
花巻東では1年夏からベンチ入り、「新怪物候補」とも騒がれていましたが、一方で腰痛に苦しむこともありました。甲子園での登板機会も度々ありましたがそちらでは苦い経験もしました。
大学時代に開花し、3年秋のリーグ戦でベストナインに選出。プロ入り後は開幕戦でさっそく初登板を経験し、ホールドも記録しています。今後の活躍に期待したいですね。
佐々木麟太郎も花巻東
歴代単独トップとなる高校通算140本塁打を記録した超高校級スラッガー、佐々木麟太郎選手も花巻東出身です。2023年のドラフトの時期にも一位候補として注目されていましたが、佐々木麟太郎選手はNPB入りはせずアメリカへ留学、スタンフォード大学に進みましたよ。
佐々木麟太郎 兄弟は妹が一人いらっしゃるようです。その妹である佐々木秋羽さんも野球を行っており、女子プロ野球選手を夢見ているそうですよ。
また、佐々木麟太郎選手の父、佐々木洋さんは花巻東高校野球部の監督でもあります。佐々木家は野球一家なのですね。
歴代花巻東出身野球選手
ここからはかつてNPBでプレーした花巻東出身野球選手を紹介します。
北海道日本ハムファイターズに在籍した岸里亮佑選手はルーキーイヤーの2014年、イースタン・リーグの高卒新人最多安打記録を更新。2017年にはU-23ワールドカップの日本代表にも選出されました。
広島東洋カープに在籍した高橋樹也選手はプロ通算64試合に登板。2021年には27登板で防御率1.37という成績を残しましたよ。
東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍した千葉耕太選手は191cmの長身から投げ下ろす直球が武器の選手でした。打撃センスにも非凡なものがあったことから、「大谷2世」と呼ばれることもありましたよ。
最後に
今回は花巻東高校出身の野球選手について紹介しました。
菊池雄星選手と大谷翔平選手の対決はメジャーの舞台で実現しています。同じ高校を卒業した二人が最高峰の舞台で対決するだなんて、作り話のような話ですよね。