先日、総合格闘技RIZINの人気ファイター・朝倉未来（あさくらみくる）選手とプロボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーの対戦が、今年9月に日本開催のRIZINで実現すると発表されましたね！
本記事では、キングオブスポーツとも評される「総合格闘技（MMA）」について解説していきます。
そもそも総合格闘技って？
世界的な盛り上がりを見せている「総合格闘技（MMA）」ですが、打撃、投げ技、絞め技、関節技など様々な攻撃が許された自由度の高いルールによって競われる格闘技のことです。
「何でもありの格闘技」とも呼ばれる総合格闘技は、ボクシングやレスリング、柔術といったあらゆる格闘技の技術が求められることから、格闘技の中でも「キングオブスポーツ」と呼ばれています。
総合格闘技のルール
現在、多くの総合格闘技団体が、世界的に統一されたルール「ユニファイドルール」を採用しています。
試合時間
試合時間は、5分3ラウンド（タイトルマッチは5ラウンド）。海外の総合格闘技団体においては、試合場を金網で囲った「ケイジ」をよく見かけますが、日本ではプロレスやボクシングと同様、ロープを張った四角形の「リング」を使用することもあります。
勝敗の決め方
勝敗は、レフェリーが試合を止めるTKO（テクニカルノックアウト）や、関節技や絞め技によるタップアウト（ギブアップ）などによって決定されます。また、規定時間内に決着がつかなかった場合、3人のレフェリーによって採点がつけられ（判定）、2人以上のレフェリーの支持を得た者が勝者となります。
禁止されている攻撃
「何でもありの格闘技」とはいえ、一定の禁じ手は存在します。
- 頭突き
- 目突き
- 指での首絞め
- 金的蹴り
- パイルドライバーのように頭から垂直に投げる技
などが禁じ手とされています。なお、「顔面への蹴り技」や「倒れている選手への蹴り」は条件付きで認められています。
総合格闘技の見どころ
総合格闘技は、世界でも多くの熱烈なファンを持つ興行の1つです。武器を使わず、素手で闘う種目では、人間の闘争心という本質的な部分が現れ、観ている側も興奮するものです。このような、スリリングかつエキサイティングな試合展開が総合格闘技の醍醐味といえるでしょう。試合をさらにエキサイティングに観戦するなら、ブックメーカーで勝敗予想をするのもおすすめです！
最後に
今回は、総合格闘技（MMA）について解説しました。9月に開催される、対メイウェザー戦について、朝倉選手は記者会見で、2018年の大みそかにRIZINエキシビション戦でメイウェザーに屈した那須川天心選手の借りを返すことを誓ってくれましたね！ボクシング殿堂入りの王者を相手にどのようなファイトを見せてくれるのか、今から非常に楽しみです。
