大学在籍のまま代表先発を任され、背番号15の起用も話題となり、短期間で評価を高めた若手FBに注目が集まっています。矢崎由高がなぜここまで期待されるのか、実績とプレースタイルから紐解きます。気になる家族構成についても整理しました。本記事では、ラグビー日本代表メンバーとしての立ち位置と今後の可能性まで丁寧に解説します。
大学在籍で代表デビュー|矢崎由高の異例の経歴
矢崎由高の経歴は、高校・大学・代表を通じて段階的に上がっていく流れが見えます。花園での活躍から、U19・U20の代表経験、そしてテストマッチ先発までを並べると、評価が高まった場面と積み上げの時期が分かります。
年ごとに整理すると印象がつかみやすくなります。ここでは学生期の実績を押さえたうえで、トップカテゴリーで求められる役割まで順に追っていきます。
高校1年から主力|早すぎたキャリアスタート
高校時代は全国大会での結果が注目を集め、早い段階で大舞台を経験しています。桐蔭学園高校では1年時から主力として起用され、フルバックとしての基礎を固めました。
大学では公式戦出場を重ねつつ、年代別代表でもプレーし、立ち位置を広げてきました。さらに日本代表合宿からスコッド昇格、テストマッチ先発へとつながり、求められる仕事も「走り続けるサポート」や「局面の判断」へ比重が移ります。
花園準決勝ハットトリック|1年生の衝撃デビュー
桐蔭学園高校1年の2020年、矢崎由高はフルバックとして花園に出場し、チームの全国優勝に貢献しました。準決勝の大阪朝鮮戦では後半に3トライを決めるハットトリックの活躍を見せ、1年生ながら40-12の快勝に大きく貢献しています。
参考サイト:デイリー
高校2年時は全国大会ベスト4に進出しました。高校日本代表にも選ばれ、2023年のアイルランド遠征ではU19代表戦に出場し、勝利に貢献しています。早稲田大学進学後は1年時の春季大会から公式戦に出場し、同級生で最速のアカクロデビューを果たしました。U20日本代表には飛び級で選ばれ、早い判断と角度取りが評価を押し上げています。
イングランド戦で初キャップ|大学2年の大抜擢
2024年6月6日開始の日本代表宮崎合宿で、矢崎由高はトレーニングメンバーとして招集されました。合宿中の評価でスコッドへ昇格し、6月22日のイングランド代表戦では背番号15のFB先発として初キャップを獲得しています。ジョーンズHCは「日本のラグビーを変えていく時期に入っており、若い選手を選んだ。現段階でベストな選手」と起用理由を説明しています。接点直後のリロードで二次攻撃のテンポを保ち、攻撃局面で常にサポートに走る運動量が求められました。
参考サイト:JSPORTS コラム&ニュース
10月26日のニュージーランド戦では80分フル出場し、終盤まで動き続けました。キックカウンターとキックの使い分けで、陣地とテンポを崩さない役割を担っています。
派手さより堅実さ|矢崎由高の真の魅力
矢崎由高は、一歩目の鋭さでズレを作る加速と角度取りで正対を避けます。外へ運ぶ前に内側で差を作り、短いパスで前進を切らしません。キックでは相手の捕球姿勢や利き足を狙って落下点をずらし、チェイスと同調させる精度があります。ラインブレイク後も止まらず、次の局面へ絡み続ける姿勢が光ります。
日本ラグビーフットボール協会は「際立つスピード」「優れたボディバランス」「卓越したフットボールセンス」「物怖じしない度胸」と紹介しています。派手なハイライトよりも、関与回数の多さと難しい選択の成功率で評価される選手です。
矢崎由高の家族構成は?従兄弟の噂についても
矢崎由高がラグビーを始めたきっかけは「親の影響」と公式サイトで紹介されています。幼少期からラグビーに触れる環境があり、自然と競技に親しんでいったようです。
参考サイト:早稲田大学ラグビー蹴球部
日本ラグビーフットボール協会の公式プロフィールによると、出身地は新潟県で、競技歴は高槻ラグビースクールから吹田ラグビースクールへと続いています。吹田ラグビースクールは元日本代表の堀江翔太選手も通った名門スクールとして知られています。
中学時代は高槻市立芝谷中学校に在籍し、ラグビーだけでなくサッカー部にも所属していました。複数のスポーツを経験することで、幅広い運動能力を身につけたと考えられます。両親の職業や兄弟姉妹の有無など、詳しい家族構成については公開されていません。
矢崎由高のプロフィール
矢崎由高は2004年5月12日生まれのラグビーユニオン選手です。早稲田大学スポーツ科学部に在籍し、ラグビー蹴球部でプレーしています。
ポジションはフルバックで、スピードとボディバランス、状況判断の速さが持ち味です。最終ラインから攻撃を組み立てる役割を担い、キックとランの両面で貢献しています。2024年は大学2年ながら日本代表として5キャップを獲得し、全試合でフルバック先発出場を果たしました。
JAPAN XVとして出場したパシフィック・チャレンジでのプレーについて、エディー・ジョーンズHCから「2試合で断トツのベストプレーヤーだった」と高く評価されています。
2027年W杯へ|矢崎由高の中核選手としての期待
矢崎由高は若手中心の体制の中で、継続的に代表出場を重ねています。2024年だけで5試合に先発出場し、実戦経験が積み上がっている状況です。次の課題は、世界トップレベルのチーム相手でのキックバトルと守備の精度向上でしょう。強度が上がるほど、判断の速さと処理能力が失点防止の鍵となります。卒業後はリーグワンでの継続出場が見込まれており、出場時間を確保できれば、代表メンバーの中で序列を上げる材料になるでしょう。2027年ワールドカップに向けた中核選手として期待が高まっています。
まとめ
矢崎由高は2004年生まれ、現在早稲田大学3年のフルバックです。花園優勝からU20経験、テストマッチデビューまでが一本の流れで追えます。プレーの特徴は、スピードを活かした突破力と状況に応じた選択の正確さです。派手な一発より、次の局面に関わり続ける動きが評価につながっています。学生時代から「判断力」「役割理解」「安定感」が評価され、積み重ねで成長してきた選手です。プライベートな情報は限られていますが、ラグビーを始めたきっかけが親の影響であることは公表されています。今後は代表での出場継続と定着が注目されます。










