【WBC 2023】侍ジャパン・佐々木郎希の幼少期からのプロフィールや経歴

【WBC 2023】侍ジャパン・佐々木郎希の幼少期からのプロフィールや経歴

2023年3月8日から、いよいよ4年に1度のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されます。

今大会の日本代表 メンバーとして、1月6日に先行発表された選手の一人が千葉ロッテマリーンズの佐々木郎希投手です。

2022年4月に当時20歳という若さで、令和初となる完全試合を達成したことで日本プロ野球界を大きくにぎわせた佐々木郎希投手。また、MAX163kmのストレートと鋭く落ちるフォークボールを武器に次々に三振を奪っていきました。まさに次世代のエースとして3月からのWBCでの活躍にも大きな期待が寄せられています。

今回は、そんな佐々木郎希投手の幼少期からの生い立ちや経歴について調べてみました。

目次

佐々木郎希(ささき ろうき)投手のプロフィール

  • 生年月日:2001年11月3日
  • 年齢:21歳
  • 出身地:岩手県陸前高田市
  • 身長:190cm
  • 体重:85kg
  • 血液型:O型
  • 所属:千葉ロッテマリーンズ
  • ポジション:ピッチャー
  • 投打:右投右打
  • 背番号:17
  • 推定年俸:8,000万円

佐々木郎希(ささき ろうき)投手の経歴

陸前高田市立高田小学校/大船渡市立猪川小学校時代

小学校3年生の時に兄の影響を受けて、「高田野球スポーツ少年団」で野球を始めました。しかし、2011年3月の東日本大震災により父と祖父母をなくし、実家も流されてしまったため大船渡市猪川町に転居、大船渡市立猪川小学校に転校しました。

そして、地元の軟式少年野球団である「猪川野球クラブ」に所属し、野球を続けていました。6年生時には当時のQVCマリンフィールドで開催された「リアスリーグ」という岩手三陸沿岸の少年野球チームによる大会の決勝戦に出場しています。

大船渡市立第一中学校時代

軟式野球部に入部し、2年生秋の新人戦からエースを任されました。しかし、股関節周りのけがなどで苦しい時期が続き、3年生になる直前のタイミングで疲労骨折していると診断を受け、その後半年近くをリハビリに充てることになりました。そのため3年時の総体には出場できず、チームも地区予選で初戦敗退を喫してしまいました。

けがが癒えて、「オール気仙」として参加した第16回県中学生KWB野球選手権では優勝、東北大会でも準優勝を果たし、県選抜にも選出され、第11回U15全国KWB野球秋季大会への出場を果たしました。

大船渡高校時代

中学卒業後は、地元で甲子園を目指したいという思いから大船渡高校に進学することを決めました。1年秋の県大会で公式戦デビューを果たし、球速147km/hを計測しました。

その後も順調に成長を続け、3年生の春に非公式ながら球速163km/hを記録したとされています。高校生離れした体格から放る速球で注目を集めた佐々木投手は、「令和の怪物」と呼ばれていました。

そんな大きな注目を受けて迎えた3年夏の県大会では、4回戦で公式戦での高校生投手史上最速タイとなる160km/hを計測しました。決勝戦では故障予防のため佐々木投手は登板を回避し、チームは敗れてしまいました。結果的に甲子園出場は叶いませんでしたが、佐々木投手は今大会で4試合に登板し、防御率0.62を記録しました。

その年のドラフト会議では、千葉ロッテマリーンズを含む4球団から1位指名を受け、抽選の結果、千葉ロッテマリーンズが交渉権を獲得。背番号は17で、契約金1億円プラス出来高5,000万円、推定年俸1,600万円で契約合意しました。

千葉ロッテマリーンズ時代

プロ入り後は、監督・コーチの方針により1年目は一軍でも二軍でも公式戦登板はなく、けがをしないようにとフィジカルの強化に充てるシーズンとなりました。

2年目の4月2日のイースタンリーグ、東京ヤクルトスワローズ戦で公式戦初登板を果たし、2回2奪三振無失点という投球でした。5月の埼玉西武ライオンズ戦で一軍戦初登板・初先発を果たしました。また、その年のCSファーストステージ第1戦の先発を任され、6回10奪三振1失点でチームの勝利に貢献しました。

そして翌年の2022年4月10日のオリックス・バファローズ戦で史上16人目となる完全試合を達成、同時にプロ野球記録に並ぶ1試合19奪三振も達成し、球界を湧かせました。

最後に

ここまで見てきたように、震災などの悲しい過去を乗り越え、幼いころから努力を絶やさなかった佐々木郎希投手。まだ21歳という若さからこれからのさらなる成長も感じさせてくれる佐々木投手がWBCどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね!

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