【ゴルフ】星野陸也選手の幼少期からのプロフィールや経歴

2023年3月15日2024年7月24日

2022年の国内男子賞金ランキング2位で、東京オリンピック2020にも出場したプロゴルファーの星野陸也選手。今年からは世界への挑戦が始まり、現在は欧州男子ツアーにも参戦中です。

そこで今回は、プロ8年目を迎えた「リッキー」こと星野陸也選手の幼少期からのプロフィールや経歴についてまとめてみました。

星野陸也（ほしのりくや）選手のプロフィール

星野陸也選手がゴルフを始めたきっかけは父・宏さん。ゴルフにハマっていた父親は、おもちゃのゴルフセットを子供に与えていました。先に4歳年上の姉が父親からゴルフの指導を受け始め、星野陸也選手も6歳頃から姉と一緒にゴルフを習うようになりました。

幼少期にはゴルフの他に、サッカー、水泳、ピアノ、ギターなどにも通っていましたが、それらは全てゴルフのための英才教育で、感性を磨いてゴルフに活かしてほしいという父親の思いからでした。

小学校時代はスコアも飛距離も姉の方が勝っていたといいます。

小学生の時、ベストスコア72の父親が星野陸也選手の目の前でホールインワンを決めました。それが星野陸也選手の闘争心に火をつけ、その後の練習への取り組み方が変わったとのことです。

中学時代は卓球部に所属していた星野陸也選手。卓球台を購入し、何かゴルフに活かせることがないか追及していました。

中学校に上がってからは、ジュニアの試合にも積極的に出場し、中学3年の時には全国大会出場も果たしました。

長身から放たれる豪快なドライバーショットが持ち味の星野陸也選手ですが、中学を卒業する頃には180cmを超えていたそうです。

高校は歴代最多タイの6度の全国制覇を誇る、ゴルフの名門・水城高等学校へ進学します。同校の卒業生には、プロゴルファーの片山晋呉選手、宮本勝昌選手、横田真一選手らが名を連ねます。

同校のゴルフ部入部当初は、同級生の中では実績も下の方で、線も細く腰痛持ちで、厳しい練習に耐えられるのか、恩師の石井貢監督(現・明秀学園日立高総監督)は心配したそうです。

同校ゴルフ部のスローガンは「練習は本番のように、本番は練習のように」で、8割の準備で満足する生徒が多い中、星野陸也選手は120％の準備ができる生徒でした。練習は1日3部（朝・昼・夜）で約7時間行われ、星野陸也選手は自宅のある笠間市内から毎日始発で通いました。

向上心に溢れる星野陸也選手は、2年生の時に急成長を遂げ、2013年関東ジュニアゴルフ選手権大会で初優勝を飾り、また団体戦のレギュラーの座も掴みました。そして、3年生時の関東ジュニアでも優勝し、見事連覇を達成。水城高等学校ゴルフ部で過ごした3年間で、持ち味である飛距離を生かす術を身に付けました。

大学は日本大学に進学し、片山晋呉選手、丸山茂樹選手など数多くのプロを輩出してきた強豪・日本大学ゴルフ部に入部します。在学中には文部科学大臣杯争奪全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦で優勝するなどの成績を収めます。

しかし、2年生時の2016年6月に「ゴルフ一本でやっていこう」と日本大学を中退。この時、将来ゴルフで成功しなかった場合、大学を出ておいた方が良いのではないかとの思いもありましたが、両親らに相談し、考えに考え抜いた末、大学中退を決意したそうです。

2016年8月のQT（クォリファイングトーナメント）挑戦を機にプロに転向。

2017年チャレンジツアーの開幕戦、Novil Cupを制すと、2018年のフジサンケイクラシックでプロ初優勝を飾り、賞金ランク7位につけ、最優秀新人賞に輝きました。

2021年は序盤に関西オープンゴルフ選手権競技とアジアパシフィックオープンダイヤモンドカップゴルフで優勝し、賞金レースを引っ張ることに。そして、東京オリンピック日本代表にも選出されました。（結果は38位）シーズン後半は優勝争いに加わることができす、賞金ランクは5位でシーズンを終えます。

2022年は、10月にHEIWA・PGMチャンピオンシップでシーズン初優勝を飾り、賞金ランクは自己最高の2位で終えます。

これまでにプロ通算6勝を記録。詳細は下記の通りです。

開催月	大会名	スコア	2位との差
2018年9月	フジサンケイクラシック	−16 (268)	5打
2019年6月	ダンロップ・スリクソン福島オープン	−20 (196)	2打
2020年9月	フジサンケイクラシック	−9 (275)	Playoff
2021年4月	関西オープンゴルフ選手権競技	−14 (270)	2打
2021年5月	アジアパシフィックオープンダイヤモンドカップゴルフ	−13 (275)	4打
2022年10月	HEIWA・PGMチャンピオンシップ	−22 (258)	5打