【女子卓球】張本美和のプロフィールや経歴!兄・智和との関係や両親の国籍も調査      

【女子卓球】張本美和のプロフィールや経歴!兄・智和との関係や両親の国籍も調査      

2024年7月26日開幕のパリオリンピック、卓球女子団体戦の日本代表に内定している張本美和選手。まだ高校1年生の張本美和選手ですが、国際大会での成績やシングルスだけではなくダブルスでの活躍も高く評価され、東京五輪卓球男子団体銅メダリストの兄・張本智和選手とともにメダル候補として注目されています。

そこで今回は、張本美和選手のプロフィールや経歴、また兄・智和選手との関係や張本美和選手の両親の国籍について調べてみました!

目次

張本美和(はりもと みわ)選手のプロフィール

  • 生年月日:2008年6月16日
  • 年齢:15歳
  • 出身地:宮城県仙台市
  • 身長:166cm
  • 血液型:O型
  • 出身校:星槎国際高校横浜在学中
  • 所属:木下アカデミー(Tリーグは木下アビエル神奈川)

張本美和選手の経歴

張本美和選手の両親はともに元卓球選手で、父親の張本宇さんは男子ジュニアナショナルチームの元コーチ、母親の張凌さんは世界選手権にも出場したことがあります。また、5歳上の兄はパリ五輪卓球日本代表の張本智和選手であり、卓球一家に生まれた張本美和選手は2歳から本格的に卓球を始めました。

仙台市立東宮城野小学校時代

仙台ジュニアクラブで練習に励んでいた張本美和選手は、10歳でU15日本代表に選出され、11歳でU18日本代表に選出されています。また、2018年に小学4年生でTリーグの木下アビエル神奈川に加入すると、10歳で最年少プロデビューを果たすなど、「天才少女」と呼ばれてきました。

小学校時代の主な戦績

 大会名結果
2015年全日本卓球選手権大会 バンビの部シングルス優勝
2018年全日本卓球選手権大会 カブの部シングルス優勝
全日本卓球選手権大会 カデットの部ダブルス優勝
2019年東アジアホープス卓球大会シングルス優勝
全日本卓球選手権大会 ホープスの部シングルス優勝

川崎市立川中島中学校時代

張本美和選手が所属するTリーグの木下アビエル神奈川の練習場から徒歩1分の場所にある中学校に進学した張本美和選手。13歳でナショナルチームの候補選手となり注目を集めます。

2021年全国中学校大会の女子シングルスでは、1年生にして初優勝。また、2021年12月に開催された世界ユース選手権では史上初の4冠を達成しています。さらに、パリ五輪日本代表選考会の2023年全農CUP大阪大会では、日本のエース・早田ひな選手を4-2で破る金星を挙げ、初優勝を飾りました。2024年1月に出場した全日本卓球選手権では、ジュニアで2連覇を達成しています。

中学校時代の主な戦績

 大会名結果
2021年全国中学校卓球大会シングルス優勝
全日本卓球選手権大会 カデットの部シングルス優勝
世界ユース卓球選手権U15シングルス優勝 ダブルス優勝 混合ダブルス優勝 女子団体優勝
2022年WWTコンテンダーチュニス大会混合ダブルス優勝 シングルス準優勝
世界ユース卓球選手権U19シングルス準優勝 女子ダブルス優勝 混合ダブルス3位 女子団体3位
2023年全日本卓球選手権大会 高校生以下シングルス優勝
WWTコンテンダーチュニス大会シングルス優勝 ダブルス準優勝
杭州アジア競技大会団体準優勝 ダブルス3位
全農CUP大阪大会(五輪選考会)シングルス優勝
2024年全日本卓球選手権大会 高校生以下シングルス優勝
全日本卓球選手権大会 一般の部シングルス準優勝

星槎国際高等学校時代

中学卒業前にパリ五輪日本代表に内定していた張本美和選手の進学先は、通信制高校の星槎国際高等学校です。同校にはトップアスリートとして活躍する生徒をサポートする「スポーツサポートコース」があり、張本美和選手はこのスポーツサポートコースに在籍しているのかもしれませんね。

2024年4月15日よりマカオで開催されたワールドカップでは女子シングルス準決勝で敗退するも、女子W杯史上最年少で銅メダルを獲得。またW杯史上初となる兄妹でのメダル獲得の快挙を成し遂げています。

張本美和選手と兄・張本智和選手との関係は?

張本美和選手の5歳上の兄である張本智和選手は東京オリンピック卓球男子団体の銅メダリストで、2017年ITTFワールドツアー男子シングルスを史上最年少の14歳61日で制し、2018年ITTFワールドツアーグランドファイナル男子シングルスでも史上最年少となる15歳172日で優勝を果たしている日本のエースです。

張本美和選手と張本智和選手はライバルであり兄妹

2人は2022年WTTコンテンダーチュニスの混合ダブルスにペアを組んで出場し優勝かと思えば、2023年WTTコンテンダーマスカットの混合ダブルス準々決勝では、張本美和/松島輝空ペア、張本智和/早田ひなペアの兄妹対決が実現。この時は妹ペアが勝利しています。

智和選手は美和選手について「お互い切磋琢磨していければ」「ライバルでもあるが兄妹なのでいくら勝ってもらっても僕は嬉しい」と話していました。また、兄妹での五輪代表入りについて美和選手は「(兄から)学べることがたくさんあり、強くなれた。お兄ちゃんに恩返ししたい」と語っていました。

気になる張本美和選手の両親の国籍

張本美和選手の両親は中国四川省出身の元卓球選手です。父・張本宇さんは中国の国体男子ダブルス3位、イタリアのプロリーグでプレーした経験を持ち、母・張凌さんは1995年世界選手権の中国代表で、現役引退後はマレーシア女子ナショナルチーム監督を務めた経験もあります。

1998年に宇さんが仙台ジュニアのコーチに就任し、その直後に遠距離恋愛中だった凌さんがマレーシア代表のコーチとしてアジア選手権大阪大会で来日。その時に仙台を訪れた凌さんは、仙台をすごく気に入ったそうです。これをきっかけに宇さんは凌さんにプロポーズしました。

2014年3月に父親と子供は日本に帰化

仙台で第二の人生をスタートさせた張本美和選手の両親。当時は永住までは考えていませんでした。しかし夫妻がコーチを務める仙台ジュニアの生徒は増え、智和選手の誕生もあり故郷が遠くなったといいます。

2014年春、智和選手の東京五輪出場の夢を叶えるため、宇さんと智和選手、美和選手の3人が日本に帰化。全日本選手権「一般の部」に出場するには日本国籍が必須で、また将来のオリンピック選手を育成する「JOCエリートアカデミー」への参加にも日本国籍が必須だったそうです。ただ凌さんは帰化しておらず、現在も中国国籍のままだそうです。

まとめ

今回は、卓球女子パリ五輪代表の張本美和選手のプロフィールや経歴、また兄・智和選手との関係や張本美和選手の両親の国籍についてまとめてみました。卓球史上初となる、兄妹でオリンピックへの切符を手にした張本美和選手。張本美和選手の両親の喜びもひとしおなのではないでしょうか。是非ご両親のためにも2人揃って金メダルを獲得してほしいものです。張本美和選手の健闘を祈っています!

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